Lyric

血潮に濡れた月が照らす木立の果て

塞いだ目が映す闇に手招く君の影

夢が浮世と祈れば

愛を僕に捧ぐの？

蔑む瞳見つめ

心濡らす

僕は異常者さ

鬱屈し腐食する思考が

君の信者を嗅ぎ回り狩る

心揺さぶるrevelation

身体操るimitation

欲情

理性穿つリビドー

盲目招く慈悲と美貌

灰色の猫闇に歌う

君の影飲み込み拐うよ

嗚呼、僕らはありふれた

歪んだ愛の被害者さ

猜疑心を産み落とす

浮世に僕らは病んでく

孵化し飛び立つ赤い意図

傷つき熟れた過去が

僕を目覚めさせる

磨がれた言葉が刺した痛み

疼き出す

神も居ないこの世界で

夢を抱ける脳は無く

恐れ慄く感情に

支配され

愛は産まれる

現世を憂い根腐る日々が

幻覚を魅せ愛を愛し堕す

憎悪育むニヒリスト

歪に嗤うマゾヒスト

もう誰にも邪魔できない

恐れるものは無いさ

僕は被害者だ

嗚呼、僕らは否定された

不幸な愛の被害者さ

自尊心を踏み躙る

浮世に僕らは病んでく

孵化し飛び立つ赤い意図

君を飛び立つ赤い糸

夜へ誘う声よ

僕を赦して

怨みよ痛みの声よ

赤い月夜僕を濡らして

愛しい狂った怨みを

嗚呼、悪夢に喰われた僕と

君は被害者さ

嗚呼、僕らはありふれた

歪んだ愛の被害者さ

執着心を産み落とす

浮世に僕らは病んでく

嗚呼、僕らは否定された

不幸な愛の被害者さ

信仰心を君に注ぐ

僕を地獄が待ってる

心狂わす赤い意図