歌詞

※

サッポロサイファー 技磨くライマー

我が名主催者 話芸のスナイパー

走るライダー 登るクライマー

飛ぶグライダー 潜るダイバー

時にはタイマンの中で対話

でかい輪の会話に戻りただいま

1人1人が目立ちたがり屋

これが札幌に根差したサイファー

サッポロサイファー

マナーはあってもルールはなし

サッポロサイファー

仲間であってもクルーじゃなし

サッポロサイファー

頭使ってもスクールじゃなし

サッポロサイファー

朝までやっても狂っちゃなし

ここが最前線 まさに大接戦

言葉発することが大前提

つまり最低限 黙らない面々

大安売りべしゃりのバーゲンセール

戒厳令や避難命令や時間制限が

きてもまだまだしたんねえぜ

期間限定じゃなく長くやった

経験があるから今だイケイケ

常連さんから一見さんまで

輪っかになったら一蓮托生

スピーカーからなる異次元サウンド

未知への葛藤 道での活動

日々現場集うストリートゲリラ

寄ってきな素敵なマイクロフォンのセミナー

It's premiumいつか癖になる

ペイバックもプレイバックもなしのフレイバー

※

老後も札幌の路上に登場

母国語言語で即興のセッション

道路の演奏 努力の結晶

相当踏めんぞ 今日も続けんぞ

時にリリカル 時にポリティカル

時にはシニカル 全てオリジナル

時にシリアス ほとんど意味なく

4の倍数のライム落ちになる

聞き役のままじゃ不完全燃焼

恥も外聞もつまんで捨てろ

つまんねー遠慮 くだんねえでしょ

エアのマイクロフォン使って熱唱

経験が浅い 懐は深い

エリアは狭いが心は広い

敷居は低いが意識は高い

韻は硬いがお手は柔らかい

※

大通創成川狸小路

どこでも始まる気まぐれな現場

ひねくれたメンバー居てくれりゃいいんだよ

去り際後ろ髪引かれてリメンバー

日めくりカレンダー 炎天下から

氷点下まで三寒四温

拡散希望で集まるB-boy

ファンタジーゾーンへの夜間飛行

炭酸飲料弾ける言葉の

即興型 行動パターン 夜もすがら

おぼっちゃまからお嬢様に

おとっつぁんはナインがコードナンバー

ロードランナー トラックの上を

走るもの拒まず去るもの追わず

所構わず膝を突き合わす

気張らず飾らず韻ど突き回す

通行人の白い目も気にせず

黄色い口から黒い花咲かす

赤の他人 去っていっただけ

残ったメンツでさあ手叩け

即興詩人の井戸端会議

人当たりの良い人かたまり

増えてく音楽の輪 人だかり

即席On the floor いっちょあがり