歌詞

Back in the day 時は86年末押し迫る頃

ラジオから流れるHoliday Rapに胸を

ときめかす そびえ立つCD闇雲に借り

ダビング カセットテープ 何千もチェック

感性とセンス養うブラックミュージック

コルトレーン ソウルトレイン ゴールドチェーンの

独創性で気付けば高校も卒業で

いつの間にHIPHOPの候補生

メロス テクニクス 機材はAKAI

パルコ島村楽器一括払い

18でツータンテーボー見にCLUB GHETTO

ブースにゃSEIJI HIRO BOSS O.N.O

プリヴィ タワレコ ベーブルース シスコ

コスモ ギャングスタ ゾズ アルズにドム

PIVOTのコンテスト 初マイク挑む

DJコロッケに拾われ熱く意気込む

※

失われた時を求めて

培われた土地をも越えて

クルーで活動2、3年間

徐々に見慣れた地下現場でも

未だ成果上がらず落ちる審査結果

目が死んだメンバー

増える内輪喧嘩 この先見つかってんか

知名度もなくイベントも減る

いつかB線上から自然消滅

響くビートの音 忘却の彼方

リリックノート 焼却炉の中

完全燃焼？一時サスペンデッド？

いや完璧にKOされ車線変更

人生あみだくじ 会社通勤 ワイシャツ着て

通る改札機 読んだblast置く網棚に

そんなルーティンワーク 日々通勤ラッシュ

ダンスフロアには戻らないブギーバック

夜の光別れ際 華やかを離れ見た

あの日の景色も今やセピア

※

音に詰めて ノートに全て

書き起こした思いを路上に捨てて

炎にくべて 途方に暮れて

だけど本心は戻り続けてえ

HIPHOPリメンバー しつこくジレンマ

Thirty Oneのサラリーマンもしぶとくリベンジャー

2007UMB予選で現場復帰

1回戦で松島に喧嘩屈し再始動 第2章

94思い出すCLUB GHETTO

ステップアップのクラスメイトが揺らす天井

狸サイファー通う熱心なフリーク

ミッシングリンク埋める中年のブランク

終焉を迎える？いや執念を伝える

踏んでいくライムが10年を繋げる

辞めた時があって今運命を連ねる

偶然も生まれるし数年後も歌ってるよ

※