Hello Dystopia Front Cover

Lyric

Hello Myself

Kine Lune

アラームを止めて 二度寝しかけて

誰かに呼ばれたみたいに 飛び起きる

癖でネクタイを 探した指先が

空を切って 思わず独り笑った

今はただ

お湯の沸く音が 静かに

部屋を満たしていく

必要とされていたこと

それは嘘じゃなかった

ふとした瞬間に 立ち止まり

靴の紐を 結び直す

鳴らない電話にも 慣れてきた

そんなに悪くない 昼下がり

テレビの呟きと 窓からの風が

同じリズムで 流れていく

役目を終えた ポケットを撫でて

手ぶらのままで 歩き出す

少しの寂しさと

少しの軽やかさを 連れて

コンビニの棚の前

前よりも長く 迷ってみたりして

知らない顔ばかりの この街で

自分の足音だけが リズムを外れる

通り過ぎていく スーツの群れを

交差点で 見送った

「今は何をしてるの?」

そう聞かれても

まだ答えは 持っていないけれど

それでいいと 何故か思えるんだ

鳴らない電話にも 慣れてきた

そんなに悪くない 昼下がり

洗濯物が 揺れるたびに

影が少しずつ 伸びていく

何のためでもない 時間の中で

風の追い方を 覚えている

静寂とは きっと

「感じる」ものなんだろう

忙しさという 影に隠れて

置き去りにしていた 自分の声が

今 語りかけてくる

ずっとそこにあった 温もりで

鳴らない電話にも 慣れてきた

そんなに悪くない 昼下がり

期待を手放すたびに

空が広く 感じられる

生きる理由なんて いらないのかも

冷めたコーヒーを 飲み干して

この静けさを 抱えたまま

明日へと 歩いていこう

ロック画面に映った 僕が

ほんの少しだけ 笑った

  • Lyricist

    Kine Lune

  • Composer

    Kine Lune

  • Producer

    Kine Lune

  • Vocals

    Kine Lune

Hello Dystopia Front Cover

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