

人は「虚ろ」を見つけると 目を逸らせない
理由もなく ただ引き寄せられていく
空白が 呼吸を始め
触れられる前から 熱を帯びていく
思考が追いつくよりも 早く
肉体が 答えを出してしまうんだ
それを「本能」と呼ぶのは 何かが違う
名前なんて いくらでもあるのだから
これは飢えなのか
それとも ただの証(あかし)か
両者の境界線は
いつだって 曖昧なまま
衝突しているのは 体じゃない
未完成のまま 残された空白だ
甘く そして無慈悲な刺激が
脳を突き抜けて 走り出す
その一瞬
孤独は その形を失うんだ
終わりのない熱を 追い求める者たち
さらに高い頂を 夢に見ながら
幻想を 夜へと引き換えにして
輝きたいという 欲望を磨き上げる
形は移ろい 落ち着くことなく
意味は静かに 消し去られていく
愛があるべき場所に 今はただ
刺激だけが 居座っている
生まれることのない 約束
交わるはずのない 未来
それでも 渇望だけは
あまりに饒舌に 真実を語る
絡み合っているのは 心じゃない
剥き出しにされた 衝動そのものだ
時間は熱の中に 溶け去って
思考のすべてを 染め上げていく
その刹那
僕らは これを愛と呼ぶことに決める
途切れる吐息
壊れていく声
暗闇の中で 忘れ去られる名前
獣のように 手を伸ばし
確かめ合うのは 「ここにいる」ということ
ただそれだけ
儀式が終わった後に 残るのは
火照った肌と 甘い名残だけ
この速度 この虚無
辿り着いた者にしか わからない
老いていく中で 唯一
本当の意味で 剥き出しになれるのは
この瞬間だけなんだ
また探し始める
自分の中の 空白を
- Lyricist
Kine Lune
- Composer
Kine Lune
- Producer
Kine Lune
- Vocals
Kine Lune

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Labeling
Kine Lune
Artist Profile
Kine Lune
Artist producer who writes lyrics and composes music. Pop and catchy melodies. Expressed through wordplay, his songs have gained overwhelming support from his generation, with songs that you can't help but hum after just one listen.
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