drawのジャケット写真

歌詞

他所

akapos

東京都西の方 4kg

声あげた 地が地元になる

中心から見ればベッドタウン

どこへでもいける

フットワークにbet

“くくり”や”しがらみ”に

結露 wet

大都心からしてみればwest

一日でも早く出たかった別の方

一日でも長くいたくなった熱望

大事に守っていきたいもの

澄んだ空気では視界良好

変わっていくんだ 次第に時代も

大きすぎるnoiseにはピアニッシモ

飛行機 鉄道 乗り継いでく

吹き込まれる音 紡いでく

それぞれがどこかで生まれ育つ

よそ者が土足でお邪魔します

言葉が踊り出す 音の上

方向性すら 整うぜ

いつも戦ったよ「そのもの」で

いつかなりたかった よそ者へ

On my hoodからlong way

音のない ところから 声

熱い思いで揺らした喉仏

一人呟く「今日も今日とて」

サッカーしてた中2 ボレーシュート

思い出す雪見露天風呂

相模原から繋ぐ 福生 共通項

どこへでもいける 国道16号

なにができるのか探す 五十音

近道だけ探してたら横転

先が見えなければno way

Alcoholが曝け出す無防備

他所に期待した向こうに

かめや like アルペン 素通り

「都合いい」じゃいかない不条理

くっついては離れなかった magnets

振り払うため 出る旅路

お墨付きのこの肩書き

払いのけて直すネクタイピン

当たり前の光景 目にした連鎖に

雪の降る街から

聴こえてきたそれぞれの音が

曲がりきれなかったあのコーナー

指の間からするりと落ちた

か細く吹き込まれた思いは

ひどく荒れた荒野を目指した

力づくでも押してく 今日が

押してダメなら引いてみるんだ

食べれなかった ウニにイカ

捌けるようになった刺身が

飲み込めなかった決意は

そんな新鮮さが掻き乱す

「この地に何を残せるか」

生臭いことを思ってんだ

そんな感情すら混じり出す

よそ者 憧れ 走り出す

言葉が踊り出す 音の上

方向性すら 整うぜ

いつも戦ったよ「そのもの」で

いつかなりたかった よそ者へ

On my hoodからlong way

音のない ところから 声

熱い思いで揺らした喉仏

一人呟く「今日も今日とて」

  • 作詞

    akapos

  • 作曲

    akapos, Soundraw.io

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東京立川を拠点に活動するラッパーakaposによる2nd album。
2022年7月の1st albumから早9ヶ月、アーティストとして、ラッパーとして、そしてakaposとして今すべきスタイルを描き切った作品。
タイトルの「draw」にある通り、akaposとして描くべきものを描き、右や左、勝ちや負けといった二項対立に線を引く。
サラリーマンであり、28歳の一人の男であり、ラッパーである。その生活と感情に向き合いながらも、akaposらしい前衛的な感情を表現するリリックと叙述的な仕掛けに磨きがかかる。
そして作品全体を通して、これからのakaposを模索し続け、枠にとらわれない表現を続けていくことをリスナーとともに共有したいとakapos本人は言う。
まるで次から次へとカードを引くような期待と希望に満ちた珠玉の12曲を収録。

アーティスト情報

  • akapos

    東京都立川市在住のラッパー。楽曲配信を中心に2021年より活動を開始。 その所以を「ラップがしたいからラップをやっている」と言うakaposは自由なトピックスの中でも自身の正義を追求し続け、感情に溢れる力強いメッセージを届けてくれる。 青山学院大学法学部を卒業後、大手企業で活躍した華やかな経歴を持つが、世間一般的な成功は自分にとっては必要ではないと経歴に頼らず、現在はフリーランスとして中小企業のコンサルティングとしても活動を行う。 音楽活動とビジネスというパラレルワークな日常から切り取られる作品は、ものごとを本質的に理解しようという深みの中に、日本語ラップにこだわり続けるakaposらしいクレバーでリリカルな表現を感じ取ることができる。 なんとなく満足しがちな昨今に飢餓感を感じ、娯楽の如くラップをしながらも愚直に人間くさく訴えかけるakaposは、これからもエンターテイメントとヒップホップを追求し続ける。

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