drawのジャケット写真

歌詞

あいたくち

akapos

塞がらない 塞がらない

聞き飽きたフレーズじゃ伝わらない

燻っちゃない くだらない

引きずってるようじゃ つまらない

普通じゃないから 苦痛がある

苦痛がないなら 普通じゃない

巻かない 焚かない 捕まらない

開いた口が塞がらない

生まれて初めての成果は

20歳超えてからの pay back

小学校時代に play back

中森明菜より南明奈

ココロオドルにほしのあき

ラップはまだトーシロのガキ

得られなかった過去へ 今献花

稼いだ額じゃほど遠い贅沢

ネイバーだった あいつ「迷惑」

と言われた あの策は不正解

メガネかけたクソガキの目には

ゲリラより停滞 してたdaylight

親の加護受けいつも平和

気づいたらきちまった令和

だから正せなかったのはエリか?

手に入れらんなかったのは

そのせいか?

あんな恥 オレがかく訳ないんだ

わかるだろ? だけどあの one word

さんざんな目喰らう

たったのワンパン

だんだん迷い込む迷路でwonder

サンタが運んだ箱には

詰め込まれた いくつものmemory

いくつかの讃歌といくつもの惨禍

見るも束の間 巻くバンダナ

頬を噛んだが 歯を食いしばった

これもまた取りこぼした one girl

塞がらない 塞がらない

聞き飽きたフレーズじゃ伝わらない

燻っちゃない くだらない

引きずってるようじゃ つまらない

普通じゃないから 苦痛がある

苦痛がないなら 普通じゃない

巻かない 焚かない 捕まらない

開いた口が塞がらない

開いた口から出る愚痴

見せかけのフリ ならただの不倫

してないぜ無理 見る気もない次

口にするのは di it! 唯一無二

ほどかれる縫い目 朽ちて朽ちて

今夜 まるで

ブギーバックのgloovingで

宙に舞い パッと散る losing

地球儀回し 行き先はShanghai

何歳になっても見える残像

乾燥しないように降りしきる雨

Roofing 傘もいらないような夜に

この街にもう降らない雪

行き違えた先にある 涙

諭吉 得た後にある 快楽

咲いた百合 未だ 残る怠惰

何に動く 俺の価値観

度重なるbad news 刺す光が

生んだ勘違い それならマシか

浪速との間 はみ出した愛が

瞬く間に消えた

バリカタな韻より踏むhoney trap

アリかナシかで言ったらアリさ

罠にかかっちまったよう ダサいわ

寄り道なら戻してよ my car

助手席なら開いてる毎晩

ダチが乗るならいいさ

波がいいなら 来な in the world

待たないが奏でる立川

塞がらない 塞がらない

聞き飽きたフレーズじゃ伝わらない

燻っちゃない くだらない

引きずってるようじゃ つまらない

普通じゃないから 苦痛がある

苦痛がないなら 普通じゃない

巻かない 焚かない 捕まらない

開いた口が塞がらない

通る改札機 次はあみだくじ

代役人なし 臨む大博打

未開拓地の切符 泣きじゃくり

神奈月 千尋がみる神隠し

削いで削られた紙やすり

042にダイヤルイン

ライマー主義 ここはバリアフリー

再確認 旅立つ日 選んだ道

  • 作詞

    akapos

  • 作曲

    akapos, Soundraw.io

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東京立川を拠点に活動するラッパーakaposによる2nd album。
2022年7月の1st albumから早9ヶ月、アーティストとして、ラッパーとして、そしてakaposとして今すべきスタイルを描き切った作品。
タイトルの「draw」にある通り、akaposとして描くべきものを描き、右や左、勝ちや負けといった二項対立に線を引く。
サラリーマンであり、28歳の一人の男であり、ラッパーである。その生活と感情に向き合いながらも、akaposらしい前衛的な感情を表現するリリックと叙述的な仕掛けに磨きがかかる。
そして作品全体を通して、これからのakaposを模索し続け、枠にとらわれない表現を続けていくことをリスナーとともに共有したいとakapos本人は言う。
まるで次から次へとカードを引くような期待と希望に満ちた珠玉の12曲を収録。

アーティスト情報

  • akapos

    東京都立川市在住のラッパー。楽曲配信を中心に2021年より活動を開始。 その所以を「ラップがしたいからラップをやっている」と言うakaposは自由なトピックスの中でも自身の正義を追求し続け、感情に溢れる力強いメッセージを届けてくれる。 青山学院大学法学部を卒業後、大手企業で活躍した華やかな経歴を持つが、世間一般的な成功は自分にとっては必要ではないと経歴に頼らず、現在はフリーランスとして中小企業のコンサルティングとしても活動を行う。 音楽活動とビジネスというパラレルワークな日常から切り取られる作品は、ものごとを本質的に理解しようという深みの中に、日本語ラップにこだわり続けるakaposらしいクレバーでリリカルな表現を感じ取ることができる。 なんとなく満足しがちな昨今に飢餓感を感じ、娯楽の如くラップをしながらも愚直に人間くさく訴えかけるakaposは、これからもエンターテイメントとヒップホップを追求し続ける。

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