立川 錦町の一室で
マイクを握る今日
同じ年のオカンと親父は
もう結婚してオレを産んでた
同世代の連中や「普通」には
理解されず無我夢中に
ただ何かから自由になりたくて
心の宇宙に留めた言葉
「何やってんだろう」
週に1回 そんなことを思って
ただむやみに酒を飲んで
忘れたくても忘られない想い
別にそれほどじゃないんだ
テクニックとかスキルとか
比べるような話じゃなくて
小さな輝きを灯したまま
そのまま腐っちまいたくない
そのまま腐っちまいたくない
ただ、「何か」がほしくて
ただ、「何か」にしたくて
立川 錦町の一室で
マイクを握る今日
同じ年のオカンと親父は
もう結婚してオレを産んでた
同世代の連中や「普通」には
理解されず無我夢中に
ただ何かから自由になりたくて
心の宇宙に留めた言葉
どうせ怒ってんだろう?
どうせ笑ってんだろう?
涙を流した数と同じくらい
小さな夢もたくさん見てきた
咲いた百合が未だに残る怠惰
アリかナシかで言ったらアリか?
罠にかかっちまったよう ダサいわ
寄り道なら戻してよ my car
開いた口から出る愚痴
見せかけのフリ ならただのfooling
してないぜ無理 見る気もない次
口にするのは di it! 唯一無二
立川 錦町の一室で
マイクを握る今日
同じ年のオカンと親父は
もう結婚してオレを産んでた
同世代の連中や「普通」には
理解されず無我夢中に
ただ何かから自由になりたくて
心の宇宙に留めた言葉
振り返ればいつもダサくて
日々の生活さえも体たらくで
酒のにおいと過ごす土曜
この胸の鼓動はalcoholic
メロウな夕方に注ぐtonic
大人の教育にはない語彙力は
全て音楽から教わった
年増の誘いは全て断った
やりたいようにやって 選んで
ようやく形になってきた模様
この言葉がいつか芽吹いて
誰かの心に忍び込む頃
立川 錦町の一室で
マイクを握る今日
同じ年のオカンと親父は
もう結婚してオレを産んでた
同世代の連中や「普通」には
理解されず無我夢中に
ただ何かから自由になりたくて
心の宇宙に留めた言葉
吐き出した言葉は宙に消えてた
K点超えて着地するのは
そう遠くない 永遠なんてのは
ないけど 丁寧に刻んでく
経年劣化が味を出す
エレベーター式に上がる様
決戦前夜の熱い決意
それが何かに変わる
Convert to something
立川 錦町の一室で
マイクを握る今日
同じ年のオカンと親父は
もう結婚してオレを産んでた
同世代の連中や「普通」には
理解されず無我夢中に
ただ何かから自由になりたくて
心の宇宙に留めた言葉
- 作詞
akapos
- 作曲
akapos, Soundraw.io
akapos の“something (re-edited)”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- 1
All Kinds for Positive Situation -A.K.P.S.- (2023ver.)
akapos
- 2
stagnation in
akapos
- 3
tokyo mellow
akapos
- 4
false
akapos
- 5
the ground
akapos
- 6
他所
akapos
- 7
あいたくち
akapos
- 8
Introduction
akapos
- ⚫︎
something (re-edited)
akapos
- 10
かくれんぼ
akapos
- 11
やっぱ無理です。
akapos
- 12
drawing
akapos
東京立川を拠点に活動するラッパーakaposによる2nd album。
2022年7月の1st albumから早9ヶ月、アーティストとして、ラッパーとして、そしてakaposとして今すべきスタイルを描き切った作品。
タイトルの「draw」にある通り、akaposとして描くべきものを描き、右や左、勝ちや負けといった二項対立に線を引く。
サラリーマンであり、28歳の一人の男であり、ラッパーである。その生活と感情に向き合いながらも、akaposらしい前衛的な感情を表現するリリックと叙述的な仕掛けに磨きがかかる。
そして作品全体を通して、これからのakaposを模索し続け、枠にとらわれない表現を続けていくことをリスナーとともに共有したいとakapos本人は言う。
まるで次から次へとカードを引くような期待と希望に満ちた珠玉の12曲を収録。
アーティスト情報
akapos
東京都立川市在住のラッパー。楽曲配信を中心に2021年より活動を開始。 その所以を「ラップがしたいからラップをやっている」と言うakaposは自由なトピックスの中でも自身の正義を追求し続け、感情に溢れる力強いメッセージを届けてくれる。 青山学院大学法学部を卒業後、大手企業で活躍した華やかな経歴を持つが、世間一般的な成功は自分にとっては必要ではないと経歴に頼らず、現在はフリーランスとして中小企業のコンサルティングとしても活動を行う。 音楽活動とビジネスというパラレルワークな日常から切り取られる作品は、ものごとを本質的に理解しようという深みの中に、日本語ラップにこだわり続けるakaposらしいクレバーでリリカルな表現を感じ取ることができる。 なんとなく満足しがちな昨今に飢餓感を感じ、娯楽の如くラップをしながらも愚直に人間くさく訴えかけるakaposは、これからもエンターテイメントとヒップホップを追求し続ける。
akaposの他のリリース
ennui factory