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歌詞

かくれんぼ

akapos

か細く抱いた 淡い期待

滲みきった視界に生きる時代

薄汚れて狂う位磁針

向ける眼差しは自分自身

なる追われる身 don’t look back

さらに狂わす錆びたガラクタ

気を抜いたら 油断 あぶねえぞ

いつか芽が出て

見つかる かくれんぼ

隠した身 青いケツがまだ見える

格下の君 名も言えず消える

昨日今日だけの話じゃない

あの日背負った傷はまだ癒えず

あれこれ してきたの? 人のせい

言いたいことすら 聞こえねぇ

なら一緒に食べな ミントとベリー

噛んでもしない それ 味気ない

引き分けはねぇ 食うか食われるか

聞き分けがねぇ つうか 無駄ですわ

くだらない 生き様

語るな 飽きてんだ

言うだけなら 誰でもいい 代弁者

金 職 ブランド 家 取り繕うな

見せかけじゃ せいぜい

ノリだけの奏者

オレならいつでも第一番 走者

隠してても見つかる

ほんとそんなもんさ

気付きな 傷ついた体に

見て見ぬ振りした 恥ずかしさに

せいぜい なれてもマクガフィン

到底 なれない 一役者に

才能なら出るから価値

書けるのは決まる筋書き

勝てるのにしない近道

なぜなら鮮明に築いた轍

か細く抱いた 淡い期待

滲みきった視界に生きる時代

薄汚れて狂う位磁針

向ける眼差しは自分自身

なる追われる身 don’t look back

さらに狂わす錆びたガラクタ

気を抜いたら 油断 あぶねえぞ

いつか芽が出て

見つかる かくれんぼ

都合いい時につける アクセント

綺麗事言っているよう 漠然と

オレ 隠れなくても

見つかる all day

能ある鷹 爪隠すようで

できない奴は Facebookで 自己肯定

思ってるだけ 辿り着けない到底

見られ方ばっか気にしてるから

いつまで経っても準備で終わる

誰に通じんだ その肩書き

いい歳こいて やることクソガキ

「立川くらいがちょうどいい?」

Hood 誇りないならくたばればいい

ポエマー オナニストのエゴイスト

自己満 巻き込むな テロリスト

飽きるなぁやり尽くされ錆びるなぁ

週3 もいられない お遊戯クラブ

冷めるんだよ まるで 真冬に部活

いい人気取りの 所詮パパ活

いい立ち位置 勘違いのメディア

見てらんないよ トレンディポルノ

見せつけんな 成金YouTuberもどき

誰も羨まねぇ お前らの輪っか

ラッパーぶった フリーターの言葉

そんなんばっかじゃ 鬼も困る

歳とともに はるかに広がる景色

言われる方 妬みや僻み

なんなら別に気にはしてねぇ

そのうち見えなくなるはずだから

か細く抱いた 淡い期待

滲みきった視界に生きる時代

薄汚れて狂う位磁針

向ける眼差しは自分自身

なる追われる身 don’t look back

さらに狂わす錆びたガラクタ

気を抜いたら 油断 あぶねえぞ

いつか芽が出て

見つかる かくれんぼ

  • 作詞

    akapos

  • 作曲

    akapos, Soundraw.io

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東京立川を拠点に活動するラッパーakaposによる2nd album。
2022年7月の1st albumから早9ヶ月、アーティストとして、ラッパーとして、そしてakaposとして今すべきスタイルを描き切った作品。
タイトルの「draw」にある通り、akaposとして描くべきものを描き、右や左、勝ちや負けといった二項対立に線を引く。
サラリーマンであり、28歳の一人の男であり、ラッパーである。その生活と感情に向き合いながらも、akaposらしい前衛的な感情を表現するリリックと叙述的な仕掛けに磨きがかかる。
そして作品全体を通して、これからのakaposを模索し続け、枠にとらわれない表現を続けていくことをリスナーとともに共有したいとakapos本人は言う。
まるで次から次へとカードを引くような期待と希望に満ちた珠玉の12曲を収録。

アーティスト情報

  • akapos

    東京都立川市在住のラッパー。楽曲配信を中心に2021年より活動を開始。 その所以を「ラップがしたいからラップをやっている」と言うakaposは自由なトピックスの中でも自身の正義を追求し続け、感情に溢れる力強いメッセージを届けてくれる。 青山学院大学法学部を卒業後、大手企業で活躍した華やかな経歴を持つが、世間一般的な成功は自分にとっては必要ではないと経歴に頼らず、現在はフリーランスとして中小企業のコンサルティングとしても活動を行う。 音楽活動とビジネスというパラレルワークな日常から切り取られる作品は、ものごとを本質的に理解しようという深みの中に、日本語ラップにこだわり続けるakaposらしいクレバーでリリカルな表現を感じ取ることができる。 なんとなく満足しがちな昨今に飢餓感を感じ、娯楽の如くラップをしながらも愚直に人間くさく訴えかけるakaposは、これからもエンターテイメントとヒップホップを追求し続ける。

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