Antino未deology

だつりょく系げきじょう系アイドルユニット「ゆくえしれずつれづれ」、初流通作品のミニアルバム「Antino未deology」。
二律背反・未知との遭遇・そして彼女たちのイデオロギー、其れ等が存分に凝縮された一枚になっている。
だつりょくにふわふわしてるかと思えば、叙情系HxCかと思うような全員でのシャウトやポエトリーリーディング、テクノポップかと思いきや奇声を上げ、音楽的冒険活劇と彼女たちは言うけども、その通り真性ミクスチャーなのである。
そして一枚通して言えることは、紛れもない激情とも言えるエモーショナルが炸裂している点、狂気さえも感じること間違いなし。
リード曲「Ideology」ゆくえしれずつれづれなりの愛の伝え方が、壮大なるまでにエモーショナルに展開されていく楽曲、そして歌詞世界の中に完全に入りきるメンバーたちは自由に、そして激情に歌い上げる。
1stデジタルシングル「凶葬詩壱鳴り feat. ぜんぶ君のせいだ。」では、今最注目のアイドルユニット「ぜんぶ君のせいだ。」が華を添え、ゆくえしれずつれづれの象徴とも言える楽曲になっている。
2ndデジタルシングル「新宿シネマコネクション feat. ましろ愛海」では、テクノPOP然とした楽曲から奇声を上げ、やはりつれづれなるままに、何処へ辿り着くのかわからない楽曲は、既に中毒者続出の楽曲である。
他、全6曲、いずれも中毒性のある楽曲になっている。