あの子がどんなにどんなにどんなに 叫んでただろうか
あの子がどんなにどんなにどんなに 深く刻み込んで
踏み潰された一輪の花を見てあの子は
「どうしてこの花はこの世に生まれてきたの?」って聞く
その時あの子が抱え込んでいた傷跡や 質問の意味に僕は気づけなかった
あざ笑うように歪んだ壁は
まだ小さな心 身体壊してゆく
あの子がどんなにどんなにどんなに 叫んでただろうか
あの子がどんなにどんなにどんなに 生きたかっただろうか
土に眠った花はまた美しい花咲かせるだろう
僕は何気なくカッコいい靴が欲しい。お金が欲しいと
あの子の前で言っていたんだけど
あの子はその話をただ笑って聞いては
消えそうな声で「僕は”愛”が欲しい」と言った
当たり前に流れていたあの瞬間に
いくつもの涙溢れおちる
あの子がどんなにどんなにどんなに愛してただろうか
あの子がどんなにどんなにどんなに愛されたかったか
土に還った花の子は愛の光を咲かせるだろう
触れれば壊れてしまいそうな脆くて儚い心を
ぎゅっと強く抱きしめて
もう二度と繰り返される事のない様
あの涙胸に深く刻み込んで
- 作詞
吏沙
- 作曲
吏沙
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花の天使
吏沙
アーティスト情報
吏沙
福岡を拠点に活動するギター弾き語りSSW 高校の頃から作詞歌曲を開始し、現在オリジナル曲100曲以上 2019年にファーストアルバムリリース。
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