

嘘をついてるのは分かってる
君の前では笑えなくて
大丈夫だと繰り返すほど
自分が情けなくなる
靴紐を結び直すたび
時間だけが伸びていく
振り返ればそこにいる
分かってるから向けない
すぐ帰るなんて言葉は
もう何度目だろう
信じて欲しい訳じゃない
責められたくないだけ
愛してるとは言えなかった
言えば壊れそうで
君を縛る言葉に
したくなかった
嘘をついてでも
自由でいたかった
それが優しさだと
思い込んでいた
君の強さに甘えて
何も決めずに来た
待っていると知ってるから
夜に逃げ込んでいた
グラスに残る口紅も
消えない部屋の灯りも
全部知っているのに
知らないふりをした
昭和の男だなんて
言い訳にしてさ
守る覚悟より
逃げる術を選んだ
愛してるとは言えなかった
言えば終わりそうで
君の人生まで
背負えなかった
帰る場所は
いつも同じなのに
帰りたい理由から
逃げ続けていた
君が何も言わない
その理由も知ってた
待つ強さに
甘えていた弱さ
埠頭で手を振る
君を見た夜
俺はただ
目を逸らした
愛してるとは言えなかった
最後まで言えなかった
それでも君は
灯りを消さなかった
嘘をついていたのは
君じゃなくて俺だ
帰る覚悟もないまま
優しさを装ってた
嘘をつかせてくれ
君を失うその日まで
待たせていると分かってて
それでも夜に消えた
- 作詞者
青木 浩
- 作曲者
青木 浩
- プロデューサー
青木 浩
- ボーカル
KIRITAN PRODUCE

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待ち続けた夜。
戻れなかった夜。
そして、同じ夜の再会。
本作『同じ夜のままで』は、
「分かっていて待つ女」「分かっているのに戻れない男」
そのすれ違う心情を、昭和歌謡の情念とシティポップの余白で描いた三部作EP。
嘘も、沈黙も、言えなかった言葉も、
すべてが同じ夜に置き去りにされていた。
それでも灯りは消えず、夜は終わらない。
言葉に出来なかった愛が、
静かに報われるまでの物語。
アーティスト情報
KIRITAN PRODUCE
作詞家・音楽プロデューサーとして活動。 作詞は自身で手がけ、作曲・ボーカルにはAI技術を活用。テクノロジーと感性を融合させた楽曲制作スタイル。 楽曲ジャンルはポップス、シティポップ、ロックなど幅広く、時にノスタルジックに、時に鋭く現代を切り取るリリックが特徴。 英語と日本語を自在に行き来する歌詞や、映像的な表現で描かれるストーリー性も魅力の一つ。 ジャンルにとらわれず、AIとの共創によって音楽の可能性を追求する、新世代のクリエイター。
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