歌詞

時々 見返す昔の写真

どれを見ても幸せが溢れていて

周りより小さかった背丈は

今 ここまで大きくなったよ

生まれつき身体が弱い僕に

気遣って作ってくれた目分量だから

たまに濃くて たまに薄い おふくろの味

スーパーのお菓子コーナー

泣いては座り込んで駄々こねて

夕暮れ染まる頃には

自転車の後ろ 笑顔が滲んでたよ

ありったけの愛で育ててくれて

気づかない内に教えてくれてた優しさ

八つ当たりしては向き合わず

喧嘩した夜は頑なになった心と

喉の奥につっかえた「ごめんね」が言えなくて

門限破り朝帰り 薄暗い電気の中

ラップに包まれた晩御飯と

かすれたペンで書かれた置き手紙

「ただいま」の一言がこぼれ落ちた

飽き性で続かない習い事

ワガママ言っては困らせた

でもね やりたい事は

ただひたすらにさせてくれたよね

ありったけの笑顔で見守ってくれて

気づかない内に教えてくれてた思いやり愛

時には一緒に頭を下げ

それでも見方でいてくれた

叱られた後の優しさはズルい位に沁みた

朝から晩まで働いて

辛い顔一つも見せなくて

他の家とは違っても

不自由なくしてくれたね

学校であった事を話してる時も

喧嘩して怪我して帰った時も

テストで良い点とった日も

自分ごとの様に喜び痛みわかちあってくれたね

かあさん今幸せですか？

年を重ね シワも増えて 白髪混じり

沢山苦労もかけたけど

自慢の息子になれてますか？

心配してかけてくれた言葉も

好きで嫌われ役してるんじゃないってことも

今の僕ならわかるんだ

これから何年 何十年たっても

あなたの前では あなたの前だけでは

無邪気なままの子供でいさせてね