モダンファウストのジャケット写真

歌詞

モダンファウスト

伊佐桐, GUMI

結構干上がっていた

この日々を食らい続ける僕は

アニメやドラマにハマってばっか

裏のヴィランに憧れていた

タイムスリップでやってきた

ダサい服着ている魔法使い様

今時をちゃんと生きてくためにさ

街角で店を開いた

朝ニュース一番の報道

不祥事で目を奪った

大声嘲って笑ってる

僕は人間じゃないから

貪欲いっそ捉えて

腹底の隠し事

代わりに叶えてあげて

汚い金を稼いでいる

どうしても言えないことある

どうしても辞めたいことある

俯いたまんま吐き出した

弱音ばっか並んでいる

それなら僕に任せなよ

少しだけ体預けてよ

勇気すら必要なく痛みもしないから

いつしか

店先に人が増えていった

欲張り気味の願い膨らんだ

口にも出せない貪る塊

取り憑く分だけ叶えてやった

誰も彼も狂ってる姿は

まるでドラマの中

悪役になることなんて

昔から夢だったしさ

朝のコーヒー飲みながら

路地裏通り去った

見覚えのある顔たちが

なぜか目を逸らしてた

後ろそっと誰かが

呟いた独り言

振り向けば腹立つ若者

嫌味さして睨んでいる

そんな表情で見つめないで

ちゃんと叶えたんだろう

ちゃんと叶えたんだよ

「それなら私の仕事は」

「それならあたしの世間体は」

見ざる聞かざる言わざるしたらいいのさ

いつしか

クレームの手紙が増えていった

街中には噂が広がった

頭で積めてる悪意の塊

満たした分だけ報われたんだ

誰も彼も避けてる姿

まさに消えないカルマ

悪役であることなんて

夢見るほど甘くはないな

またこの街角に

ついに追い詰められて

人混みが道を塞いで

石を投げられて

魔法使いの生涯

終わってしまう前に

不意に細い路地に

引き込まれた

「あなたは魔法使いだよね

どうか願いをちょっと聞いてね

私の夢は悪役になることだ」と

それなら僕に任せなよ

君の体を貸してくれよ

唐突現れたガキの前で

鼻で笑った

そしたら

いつもの姿は消えていた

ダサい服の影見えなくなった

沸いてる連中が呆れる間に

慣れない体で抜け出したんだ

誰も彼も戸惑う顔と

僕なりの小賢しさ

悪役になることなんて

今からまた始まったんだ

  • 作詞者

    伊佐桐

  • 作曲者

    伊佐桐

  • プロデューサー

    伊佐桐

  • ボーカル

    GUMI

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