Lyric

拝啓

強がりな君へ

あの時、違った答えなら

今僕らの結末は変わっていたのかな

ねぇ、覚えてる初めて手を繋いだ日のことを

目も合わせられなくてさ

靡く髪、くしゃっと笑う顔が愛しく思えて

頭から離れてくれない

忘れないよずっと君と歩んだ日々は

紛れもない大切な足跡だったよ

波風が立った世界で僕ら

手を取り合って歩めていたら

今も２人隣で寄り添えあえたかな

この広い世界のなかで

また君と出会えるなら

何度だって僕は君と歩み続けるよ

ねぇ、覚えてる小さな理由で言い合いになって

意地張っていた２人のこと

あの時の後悔を甦らせてみたって

君はもうここにはいないの

たわいもない話で笑いあった時間は

僕らにとってのかけがえない日々だったんだろう

儚く散ったこの想いもいつかはきっと綺麗になる

その瞳は最後まで優しく微笑むの

めくるめく日々のなかで

君と過ごしたひとつひとつが

今の僕のすべてを作っていたんだよ

巡り巡ってまた逢えたら

その瞬間は最後まで笑おう

何度だってその手強く握り返すから

限りある時のなかで

君の隣にいられたことは

幸せだったんだよ