

スカしてるカノジョさ 細いカンジの
苦手な態度 照れ隠しだったね
みてみたい景色なんてどうでも
よかったんだよ
つまんなかったね
刻一刻と沈んでくサンセット
沈黙が二人を包んで
言いかけたコトバが 染まっていくよ
空へ
キミが言った 応えなかった
見てないふり 気づかないよ
得意げに語ったね
染まりゆく雲は
「AKANEIRO」ゆらり
さあ いま決行!
化粧してくカノジョさ 遅い時間に
苦手なメイク 言わないでおこう
キミとの時間以外どうでも
よかったんだよ
言いすぎだけどね
刻一刻と 二人の距離が
ゆっくりと近づいていくんだ
声にならなかった その一言が
空へ
キミが泣いた 誤解もあった
なりきるから 期待していいよ
おおげさに言ったけど
水平線の船が 夕闇に消えた
さあ いま決行!
キミが笑う 時間もあった
気のないふり 気にしないよ
おおげさに笑ったね
染まりゆく雲が
茜色 きらり
さあ いざ決行!
- 作詞者
Canonè
- 作曲者
Canonè
- プロデューサー
Kurojun
- ボーカル
Canonè

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AKANEIRO
Canonè
『AKANEIRO』は、夕陽の沈むタイミングを見計らうように、キミの横顔をそっとうかがう“ボク”の、不器用な決意のモノローグ。
とくいげに空の色を語るキミの声と、茜色に染まってゆく夕焼け。それが合図のように、ボクの中の迷いがほどけていく。
冗談まじりに笑い合って、すれ違って、それでも決行してみようと思った──
グランジの残響が、胸の奥でゆっくりと鳴り続ける、夕焼けのラブソング。
アーティスト情報
Canonè
Canonè(カノン) は、"生々しいロマンティック"をテーマに、恋や孤独、日常の温度を綴るチルラップ系アーティスト。 カノジョの音楽には、過剰な演出も、ドラマチックな起承転結もない。日常から切り取った記憶たちがそこにある。 ウィスパーボイスで紡ぐリリックと、"キミ"と"ワタシ"のちょうどいい距離感。 恋愛を歌っているようで、なにげない日常を綴っている。傷ついたとは言わず、曖昧に濁して済ませる。その"抑えたままの感情"が、言葉にならずに残る。
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