Ripples of Memory (Japanese)のジャケット写真

歌詞

無重力のミルク

USAP

眠れない夜に

冷蔵庫の明かりだけがやさしかった

あなたが最後に残した

未開封のミルクがまだそこにある

心臓はあなたに るい腺はあなたに

鍵のかかった引き出しも 夢の奥の沈黙も

ぜんぶ あなたにあげたままだ

ちょっとだけ気づいてた

このままじゃ戻れないってこと

でも言葉にできなくて

ためらいごと、まばたきごとに沈んでく

無重力のミルク

あなたのいない朝に

そっと飲み干せば 思い出がこぼれる

壊れかけのアラーム

止められない既読

最後の「おやすみ」だけが

やけに響いてた

たどり着けますように

どこかで笑えますように

窓辺に置いた植木鉢

水をやる習慣だけが続いてる

火星でも 月でも

きっとあなたは生きてるような気がしてる

傷つくより、忘れるほうが

ずっとずっと怖かった

だから無理して覚えてる

あなたの声や背中の形まで

無重力のミルク

流れていく時間と

逆さになった地図を たどっても届かない

乾いた惑星に

咲いた名前のない花

もし触れられるのなら

もう一度 ただ「おかえり」って言いたい

コップの底に残った

ぬるい記憶と

溶けきらない「好き」だけが

ぐるぐる浮かんでる

  • 作詞者

    USAP

  • 作曲者

    USAP

  • プロデューサー

    USAP

  • その他の楽器

    USAP

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『Ripples of Memory』――それは、静かに揺れる記憶の水面をたどる音の旅。 このアルバムは、「失恋」「喪失」「孤独」、そしてその奥にある「癒し」や「再生」の兆しを描いた全4曲からなるコンセプチュアルな英語バラード作品集です。 現実と夢のはざまで感情が静かに滲む『Milk in Zero Gravity』。 降りしきる雨の夜に心の揺らぎを映す『Ripple』。 パリの記憶とともに、傷を受け入れ前へと歩む『The Key of Promise』。 時間の止まった惑星で、自分自身と向き合う『The Blank Planet』。 どの楽曲も、ピアノやアンビエント・シンセ、ローファイビート、ささやくような女性ボーカルを中心に構成され、聴き手の感情を優しく包み込む静謐な音風景が広がります。華やかさは抑えられていますが、その代わりに一音一音が心に深く染み渡るよう、静かに語りかけてきます。 また、全曲に共通するのは「喪失のただ中ではなく、その“後”をどう生きるか」というテーマ。悲しみを否定することなく、ただそれと共に静かに在ること。 涙の跡に残る“波紋”のような記憶たちが、聴く人自身の感情と響き合い、そっと寄り添ってくれるはずです。 夜に一人で聴くのにふさわしい、そして心の深呼吸のためのアルバム。 『Ripples of Memory』は、音楽という名の静かな灯火となって、あなたの記憶の深みに優しく差し込んでくれるでしょう。

アーティスト情報

  • USAP

    USAP JPOP Factory – 音楽と物語が交差する、新時代のJPOP工房へようこそ。 ようこそ、USAP(うーさP / 悠莎P)が主宰する音楽の実験室、USAP JPOP Factoryへ! ここでは、ただのJPOPではなく、キャラクターと物語が息づくNEO_JPOPをお届けしています。 現在は、プロデューサーUSAPと、デジタルアニマルNORAが中心となって、世界観のある楽曲を完全自主制作。 ここが新しい! ・アニメのようなキャラが、物語を背負って歌う ・電波ソング、エモ系、ローファイ…ジャンルを超えて自由に ・動画サムネやタイトルで、音楽の「世界観」まで魅せる こんな人にピッタリ: ・一度聴いたらクセになる新感覚JPOPを探している ・キャラと音楽、両方にハマりたい ・自分だけの推し曲を見つけたい ぜひ、世界で一番クセになるJPOP”をあなたの耳に。

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