Ripples of Memory (Japanese)のジャケット写真

歌詞

The Blank Planet

USAP

午前三時の静けさの中

部屋で一人なにもしていない

スマホに流れる無意味な通知

心はぽっかり空白のまま

なんだかすごく不安がよぎって

なかなか眠れない

古びたソファの上で

ローファイを聞いている

ここでは何も始まらない

誰も来ない 小さなわくせいで

時計もカレンダーも無い世界で

ただ風だけが揺れている

何も望まない、そんな夜が

きっと一番優しかった

窓を開けても いつもと同じ

やけいがみえる

耳を澄ませば、何か聴こえる気がして

机の上のあかりを消す

「もういいや」

そんな言葉さえ 飲み込んだ

ここでは何も始まらない

何かが終わることもない

流れることのない時間の中で

静かに閉じたまぶた

全てを手放した後

まだ残る小さな温度

それだけを頼りに

そっと眠りにつく

  • 作詞者

    USAP

  • 作曲者

    USAP

  • プロデューサー

    USAP

  • その他の楽器

    USAP

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『Ripples of Memory』――それは、静かに揺れる記憶の水面をたどる音の旅。 このアルバムは、「失恋」「喪失」「孤独」、そしてその奥にある「癒し」や「再生」の兆しを描いた全4曲からなるコンセプチュアルな英語バラード作品集です。 現実と夢のはざまで感情が静かに滲む『Milk in Zero Gravity』。 降りしきる雨の夜に心の揺らぎを映す『Ripple』。 パリの記憶とともに、傷を受け入れ前へと歩む『The Key of Promise』。 時間の止まった惑星で、自分自身と向き合う『The Blank Planet』。 どの楽曲も、ピアノやアンビエント・シンセ、ローファイビート、ささやくような女性ボーカルを中心に構成され、聴き手の感情を優しく包み込む静謐な音風景が広がります。華やかさは抑えられていますが、その代わりに一音一音が心に深く染み渡るよう、静かに語りかけてきます。 また、全曲に共通するのは「喪失のただ中ではなく、その“後”をどう生きるか」というテーマ。悲しみを否定することなく、ただそれと共に静かに在ること。 涙の跡に残る“波紋”のような記憶たちが、聴く人自身の感情と響き合い、そっと寄り添ってくれるはずです。 夜に一人で聴くのにふさわしい、そして心の深呼吸のためのアルバム。 『Ripples of Memory』は、音楽という名の静かな灯火となって、あなたの記憶の深みに優しく差し込んでくれるでしょう。

アーティスト情報

  • USAP

    80~90年代に流行したシティポップを現代的にアレンジした「NEO CITY POP」。USAPとNORAによる完全オリジナル楽曲は音源もMVも自身で制作し、ローファイ、エレクトロ、ジャズを融合、懐かしさと新しさを表現しています。仏Groover Global Chart Top500に複数曲がランクイン、海外でも「新時代のJPOP」と高評価を獲得。 こんな方におすすめ ・シティポップやオリジナルJ-POPを探している方 ・80-90年代サウンドを現代風に楽しみたい方 ・Lo-fiやエレクトロを活かした作業用BGMを探している方 ・ストーリーやキャラクターを感じられる音楽を楽しみたい方

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