歌詞

捌…夢花火 (feat. DazzlingBAD)

引き手の奥、幾度も見返した、包一つ

園部の君、仮名草紙　答ふ　言葉さへも

ためらふと焦れて、揺れる程　思ひありき　募り心寄せる程

人語らひえせず　胸の内　あかせぬまま　迎ふる

夢花火、ひとときの　愛瀬なら

指先に触れる事さへ戸惑うくせに

月夜にて口付けた　帰り様　侘びぬれば

君と　あはむとぞ　思ふ

葦原を照らす光は芽吹く花に一筋の道を

彩は天に枝を伸ばし　千年の夢の中…

夢花火、枝高き　桜の梢も　折らば折る及ばぬ此の恋路も

相思ふ　春ごとに　見る花なれど　今咲きはじめたる　心地こそすれ

想ひ人　夢の中　孤影にて見やる手花火　音もなく落ちゐる　頃に

覚へ浮かぶあなたの　おもざし　忘れらむて

せめて　その御魂、清らかなる　ところへ

安らかなり　乞ひ願ひて…

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