歌詞

明日にはきっと

壊れてしまうかもしれないんだ

僕の心があの日々に

閉じ込められてしまったせいでさ

誰も悪くはないんだよ

僕も君もこの世界も

強いて誰かを吊るすとしたら

あの高嶺に咲いた花だろうか

昨日までは花畑を

手を繋いで見ていたんだ

それが綺麗でさ

いつまでも見ていたいと思っていた

離れるのが惜しくて

あの香りがただ恋しくて

「また一緒に来ようね」って君が言った

それが幸せだった

心という名のついた臓器が

時間をかけて息絶えていく

断末魔を上げることなど

思いつきもしないまま

あの花の香りが胸に溜まる

咲いてしまった

しまったらもうおしまいなんだ

心を蝕んで根を張る

もう忘れられない

開いてしまった

しまったらもう戻れないんだ

指の先にまで迸る

もう君の顔を見れない

鼻から吸ったその香りが

その毒が肺いっぱいに広がって

胸が痛んでも　それすらも

愛しいと思ってしまったんだ

泣きながら笑いたい

そんな気分なんだよ

「君のせいだ」って

呪いたい気分なんだよ

愛がなければ死んでしまうの？

愛さえあれば生きていけるの？

愛がなければ死んでしまうの？

愛さえあれば生きていけるの？

愛がなければ死んでしまうの？

愛さえあれば生きていけるの？

愛がなければ死んでしまうの？

愛さえあれば生きていける

そんなことあるわけないだろ

咲いてしまった

しまったらもうおしまいなんだ

心を蝕んで根を張る

もう忘れられない

開いてしまった

しまったらもう戻れないんだ

指の先にまで迸る

もう君の顔を見れない

あの花に君が呪われたならば

僕が摘んでしまおうと思った

君がたった数日きりの

夢現になって枯れ果てるくらいなら

気づいたら僕の心臓から

大嫌いなあの花が咲いたんだ

嬉しくはないよ

綺麗だって言われても

咲いてしまった

しまったらもうおしまいなんだ

心を蝕んで根を張る

もう忘れられない

開いてしまった

しまったらもう戻れないんだ

指の先にまで迸る

もう君の顔を見れない

明日にはきっと

壊れてしまうかもしれないんだ

僕の心があの花になってしまったから