第零夜のジャケット写真

歌詞

ウィングワンダリング (Teto Ver.)

夜夜中

帰り道と路地の緩衝地で

蹴り飛ばした缶コーヒー

嘯くだけの間投詞 少し遅すぎた反抗期

忘れていたつもりだった

まだ 忘れていたかった

もう一切 金輪際

行く先が交わることはないようだって

分かたれた時は知らずに

いつ分かたれたのかもわからずに

脳震盪のような意識の中でまた過る

淡い迷妄は 貴方の笑う口元

まだ 焼き付いて離れないな

微かな光 誰かの明かり

宛て所無い道のりの花篝

私は揺らぎ されど薄らぎ

また始まる星巡り

日暮れの鐘の音が聞こえたのは

遠い遠い街

もう一切 金輪際

行く先が交わることはない今日だって

誰に祈るかも知らずに

尚 祈りの声は絶えずに

放心状態 秒針が回って

また巡るぬかるんだ思考は

それでも煤を散らして

まだ 熱を焼べる 残り火だ

何に例うより美しいなら

例えることなく 目を見たらよかった

声も出せないような 痛みなら

ただ

潤みだした夜の片隅に座っている

肌寒い夏の日の最中で

息がしやすいような気がしてさ

ただそれだけのこと

もう一切 金輪際

行く先が交わることはないとしたって

幾つか道を隔てて

またいつか隣り合えるかな

盲信が率いていく行進の

行方も知れぬその先を睨んで

何故だか笑う口元

まだ 何も失くしてはいないな

  • 作詞者

    夜夜中

  • 作曲者

    夜夜中

  • プロデューサー

    夜夜中

  • プログラミング

    夜夜中

第零夜のジャケット写真

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夜夜中の新たな始動の先触れとなる"0"th Album。

ロックチューン『バッド・ロールモデル・ガール』『ウィングワンダリング』から
オーケストラサウンドが特徴的な『最終面接』『ルシフェラーゼ』、
ポップな『ドルチェ・ヴィータ』『ラヴァーズエンド』まで
これまでの歩みと変遷を辿る作品群を収録。

「THE VOC@LOiD 超 M@STER 59」にて頒布。

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