歌詞

君は祝福されていない されていない

されていない されていない

身を捧げ 祈り明かそうと

あの御許には帰れないのさ

なら ほら 好きにすればいいさ

あんたらのおこぼれをねだるだけの地上に

落とされた 明けの星 僕を

忘れたとは言わせない 許しはしない

騙る者をまた語る者達が裁く者

そんな君の隣 たった一つ囁く者

「貴方はそれで善い」

君は祝福されていない されていない

されていない されていない

身を捧げ 祈り明かそうと

あの御許には帰れない

許されない 許されない

どこにも罪はないのだから

課せられたって踏み倒そうぜ

裁かれぬまま下る罰なら

ほら 違うか？ 僕らは自由だ

とても とても 深く悲しくて

貴方は一人で泣いていたのに

誰がそれを嘘だと言った？

流れた涙が偽物と

ならば 然らば 皆様 おさらば

バラバラにされた心と言葉

だけど されど 歌と呻き声は

止められなかったみたいだね

疑いを抱いたこと 友達を数えたこと

生まれてきたままの姿を恥じて隠したこと

全ては掛け替えなく抱いた大事なこと

侵せやしないこと

祝福されていない されていない

されていない されていない

身を寄せ合い夜を明かそうと

光を降らせてはくれない

傅かない 傅かない 言伝は聴かない

形の無い御姿になんて

似せて創れるわけもないだろう？

全部が間違いだったと

歯を食いしばって また

悔い悔やんでも まだ

変わらないんだろう？

貴方が居続ける限り ずっと

じゃあ 夜空を見よう

天の国から一番離れた所まで

歩いて行こう

この悪趣味な蛇の紋章は

あの日 君らが掲げていたろ？

どの面下げて物を言ってんだ

その口を閉じろ 今すぐに

「貴方は美しい」

救いは無い 救いは無い

でも構いやしない

苦しみをこの世に作ったのは

他ならぬ君達だったのに

今更 救われたくもないや

誰も祝福されていない されていない

されていない されていない

なればこそ ただ目を見ようぜ

僕らの知ったことじゃない

許されない 救いは無い

けれどそれも悪くはない

帰る場所は元から無いだろう？

なら ほら 貴方が少しでも痛くない世界で！