27 SYNDROMEのジャケット写真

歌詞

そして誰もいなくなった

RK-3

肩を並べて君を見てたら

運命も見失う

その微笑み、その優しさ

全てに取り憑かれて

たかが恋だと言ったあの日も

幼い目眩の中

愛のまにまに…それが例えば

伝わらぬ時代でも

「誕生日が来るまでは一人でも構わない?」

答えを持たない言葉は儚い光ね

あなたは何処へ…夢の彼方?

恋しくて

恋人同士、成れの果てはいつも

水色の羽を折り畳むように

躊躇いを患う稚拙な希みに声を震わせる

恋人同士、波の陰に叫ぶ

答えはいつも中途半端でも

慕情に暮れた日を、夢をもう一度…

歳を重ねて移ろう影と

人の波が急かした

動けない線、戻れない道

凪に自分を探す

誰が為の術?待ち焦がれてる

愛を焼べる正義と肥えた想いが

それが例えば意味のない塊でも

二つの季節を超えて

君宛てに出す答えは

「傷付いて憎まれてもあなたといたい」と…

二人は彷徨う…運命の孤島

移ろいで

恋人同士、交わす言葉もなく

想い合えていると信じている

会えない時間でさえもそう

想いを深め続けると…

くだらぬ恋と時に笑われても

心のどこか自覚(それ)を感じても

確かな事はきっと今でも君を…

近づいても近づけず

遠ざけても遠ざけ切れず

あなたは去りゆく…どこか遠く

碑に溶ける

恋人同士、選ぶ道の先も

永遠に重ならない未明の夢

狭すぎる視野の中一人

去りゆく背中を見ている

心残りが向く矛先は誰?

気付けばほらね、この有り様

慕情に暮れた日を、夢をもう一度…

  • 作詞

    RIKUO

  • 作曲

    RIKUO

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27歳症候群、27クラブ…どこかで聞いたようなフレーズの門をくぐった今、情緒不安定さをポップなメロディーに溶かしつつ、微妙に心身と世情の不穏さを駆り立てるような、それでも自身が自尊心を盛り立ててくれるような、これまで親しんできた90年代のJ-ROCKの匂いが漂う27歳の肖像です。

アーティスト情報

  • RK-3

    1997年生まれ、京都府出身 サッカー(ガンバ大阪、京都サンガFC)ばかり見てきた人生の中で、ある日突然「彼女の"modern…"」(GLAY)と「MARIONETTE」(BOØWY)が弾きたい」と思い立ちギターを始める。カードはなかなか習得できなかったが、GLAYに親の影響で3歳頃からどハマりした影響もあり、次第に意識は曲作りの方へ。種類はポップな曲調をベースに、多岐にわたる楽曲を展開している。

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