歌詞

悲しさが覆う夜が明けたようだ

青い花はその葉を揺らして泣く

小石投げて広がる波紋のその先に

震えた涙腺の音だ

振り返ったら　消えてしまうから

あの時の幽霊と潤んだ眼差しが

ただ結んだ糸に絡まった声が

どうしてこんなに強い鼓動

ユタユタよれた足元　手を出しても

あなたはここにはいないから

虚しさ×楽しい時間は

ゼロになってぽっかり空っぽになる

刻一刻が競って鼓動が飛ぶんだ

声がぼやけて消えた

早くこっちへ　手招く幻影に

毒香の排気口　薄荷雨降らして

今ほどける糸に落ちていく日々が

こうして引き裂く弱い記号

ゆらゆら揺れた半透明の声を

いつか抱きしめられたら

毎秒数センチで落ちる雫に

少し喉が揺れた

青い音色奏でる声に

雪が積もって染みた青で空を映した

震える糸に絡まった指が

こうして弾く強い鼓動

ひらひら舞った花びらの先は

消えゆくその幻影に触れた

言葉じゃないよ　心でもないよ

ひねった青の蛇口から

伝う七色　虹がかかって

綺麗だよ　あなたにも見てほしい