August 32nd Front Cover

Lyric

August 32nd

Gearsoma

(葉月三十…ニ)

たとえば下の名前を

想像している時とか

たとえば趣味はあれだと妄想

してる時とか

たとえば帰り道田舎の端に

現れたりとか

たとえば恋仲の存在が気になって

眠りにくい日だとか

周りが 始まった新しい季節に

着替えてる中で

ずっと 恋焦がれてる

僕だけ終わってなかった

ここから入れるみたいだ

焼けた恋の続きへ

まだこの直射日光に

打たれたままでいたい

熱くなっていたい

たとえば 同じ駅のホームで

鉢合わせた時とか

たとえば 思い切って話しかけて

みた時とか

たとえば 汗に塗れて笑いあった

夏の日とか

たとえばそれがそれが

全部作り話だったりとかして

文字化けしそうなくらい暑い季節を

走り抜けて

もう書けなくなった絵日記の先が

見たいんだ

気づけば戻れなくなって

みんながおかしく見えるよ

まだこの直射日光に

打たれたままでいる

戻りたい

このまま 君を描いて

ラストページの続きへ

まだこの直射日光に

打たれることを選んだんだ!

葉月の暮れのこと

あの子は今頃

髪の明るめなアイツと一緒で

今日も僕だけひとり夏の中

  • Lyricist

    Gearsoma

  • Composer

    Gearsoma

August 32nd Front Cover

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    August 32nd

    Gearsoma

本来なら存在しないはずの暦「8月32日」。
学校のチャイムが連想されるメロディから始まる本楽曲は、
夏の恋に取り残された主人公が9月へと進めず
時空の歪んだ8月32日へと迷い込むさまを描いた。
そのノイジーでパンクなサウンドは
うるさいセミの鳴き声を想起させつつ、
アコースティックギターの音で「もう戻れない過去」を
ノスタルジックにも表現している。

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