

すぐ返したいのに
余裕があるふりをしてしまう
ほんの少しの間が
いちばん長い
雨が窓を撫でて
宵の灯りが 濡れた道に伸びる
その光みたいに
想いも伸びて ほどけていく
「あとで」
その言葉だけが 増えていく
怒ってない
ただ ただね
待つほどに
心が野暮になりそうで 怖い
あとで あとで
その三文字が 伸びていく
わっちの夜が 長くなる
雨の反射みたいに
好きが伸びて 消えていく
返事ひとつ それだけなのに
世界が少し 静かになる
意気ぶって笑っても
ほんとは 震えてる
画面を伏せても
通知の影が 目に残る
気にしてないふりが
いちばん苦手
濡れた道を見てると
足音まで 遠くなる気がして
わっちだけが
取り残されていくみたい
「あとで」
その言葉だけが また増える
余裕のふり
上手くなれなくて
宵のまま
気持ちが ほどけない
あとで あとで
その三文字が 伸びていく
わっちの夜が 長くなる
雨の反射みたいに
好きが伸びて 消えていく
返事ひとつ それだけなのに
胸だけ少し 騒いでる
灯りの下で
わっち まだ待ってる
文みたいに
短いひとことでもいい
今じゃなくていい
でも ほんとは
今がいい
あとで あとで
その三文字が 伸びていく
わっちの夜が 長くなる
雨の反射みたいに
好きが伸びて 消えていく
返事ひとつ それだけでいい
宵を少し 明るくして
- 作詞者
shintaro
- 作曲者
Liminal Reverie, shintaro
- プロデューサー
shintaro
- 共同プロデューサー
Liminal Reverie
- プログラミング
Liminal Reverie

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Fumiwomatsuyoru
Liminal Reverie
雨の夜、障子の向こうで灯りがにじむ。
スマホの白い光だけが、返事を待つ指先を照らしている。
「あとで」――その三文字が伸びるほど、夜は長くなる。
琴と三味線の余韻に、ローファイの揺れを重ねた、静かな恋の歌。
言葉は少なく、気配だけが残る。
文を待つ夜。
アーティスト情報
Liminal Reverie
**Liminal Reverie(リミナル・レヴェリー)**は、 「現実と夢のあいだ」をテーマにした インストゥルメンタル・プロジェクト。 昼と夜のあいだ。 賑わいのあと。 現実と夢が、まだ分かれきらない瞬間。 そこに残る気配、余韻、空気を音にする。 和と洋、対になる二つの軸を持ち、 和:江戸lofi 洋:Liminal Reverie それぞれ異なる世界観で楽曲を制作している。
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