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歌詞

第3話

Pisca

体が風と共に進む

星空に浮かぶ無数の星が

いつもよりも光って見える

終点まで向かう、そんなひと時

私の人生は平凡で

何をするにも理論的で

直線だった つまらなかった

そんな時に 貴方に出会った

下を向いてきた私に

耳に残る声で話しかけてきて

いつも笑っていた貴方

どんな時も純粋で

どこまでも曲がった私を

真っ直ぐな目で見つめていて

下を向いていた私が

初めて上を向いた

昔こんな話を聞いたことがある

「世界は階段になっていて、

今の人生が地上

その次は雲の上に行くんだ」って

今、意味がわかった気がする

雲の上も少しは幸せかな

この話、何処で聞いたんだろう

そうだ、貴方から聞いたんだ

こんなまま生きてきて

人生ではなくただの余生で

抜け殻みたいになってて

喜怒哀楽も感じにくかった

貴方に出会ってそれは変わった

今、空を飛んでるみたいだ

全て鈍色だった日々で私は

幸せになっていいものか

いや幸せになりたい

本音を言うならずっとそうだ

でも方法が分からない

気づけば また貴方の横にいた

その時はまるで一瞬で

流れるようにまた笑った

笑顔なんて慣れないけど

貴方とならずっと笑える

いつだってそうだ

いつだってそうだった

閉ざされたままの心を

開けてくれたのも貴方で

暗闇は寒いからと

朝焼けを見せてくれて

夏の終わりには

貴方が私の手を引いて

溶けた 終着点は

鈍色で染まった日々は

潮風 夏の終わりは

騙した 私の我儘は

寄って変わった あの日々は

落ちていく私は

全ては

私と本だけが覚えてる

そうして私は

一瞬だった時間がまるで

人生のように長く

今も星空を見ている

  • 作詞者

    れりる

  • 作曲者

    れりる

  • ミキシングエンジニア

    赤モ屑ヒツハ

  • マスタリングエンジニア

    赤モ屑ヒツハ

  • ギター

    れりる, がっしー

  • ベースギター

    れりる

  • ドラム

    越田和哉

  • キーボード

    朋花

  • ボーカル

    れりる

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