歌詞

潮風と共に思い出す

あなたが放ったあの言葉

「夏が教えてくれる」

さざなみが忘れさせてくれないのは

あなたと笑った日々でした

教えてくれたあの場所が

過去と重なり消えていく

教えてあげたあの曲が

頭の中で流れてる

朝ならやってくるから

目が覚めたら思い出の場所へ

あなたが隣にいないのは

いつしかの遠い記憶なのでしょう

嫌いになった「あの日」も

好きになってしまった「あの日」も

気付けば薄れてしまって

いつしか聞こえなくなってしまうのでしょう

《演奏》

夕日が落ちてしまうので

明るいうちに背を向ける

夏が終わってしまうなら

寒くなる前に迎えに行こう

あなたと過ごした日々だけを

二人で過ごしたあの青は

今でもただでさえ褪せないから

一人になったこの青が

今ではきっと届かないから

朝まで眺めるなんてさ

雫を零すのであの場所へ

あなたが隣にいないのは

決められた正解なのでしょう

わがままをこぼした「あの日」も

優しさを貰った「あの日」も

気付けば薄れてしまって

いつしか離れて消えてしまうのでしょう

《演奏》

触れようとも 時計の針は反対には回らないの

縋ろうとも 指先がこの先温かくはならないの

振り返ろうとも 後悔ばっか 朝日を見れないの

足を止めようとも進む 光に向かって

朝ならやってくるから

最後だけは思い出の場所へ

あなたが隣にいないのは

あの時の遠い記憶なのでしょう

嫌いになった「あの日」が

好きになってしまった「あの日」が

気付けば濃い色に染まって

見据えた先で微笑みかけるのでしょう