

時計の針が
重なった
部屋だけが
起きていた
窓を少しだけ
開けたまま
夜風が
カーテンを揺らす
昼間の音は
もう消えて
遠くの道路だけ
静かに流れてる
読みかけだった
一冊を閉じて
今日という日を
ゆっくり思い出す
うまく言えなかった
言葉よりも
何も言わなかった
時間が残っていた
街の明かりが
少し減って
空だけが
深くなっていく
午前零時の
静けさは
何も責めたり
しなかった
眠れない夜も
そのままでいい
窓の向こうで
風が鳴っていた
冷めかけた空気を
深く吸って
一日分の
息を吐き出す
遠くのマンションに
残る灯り
誰かもまだ
起きている気がした
今日をやり直すには
遅すぎて
明日を始めるには
まだ早い
その間だけにある
静けさへ
少しだけ
身を預けていた
月は見えずに
雲だけが
ゆっくり街を
流れていく
午前零時を
見つめてた
答えはまだ
なくてよかった
眠りにつけば
また朝になる
それだけで
十分だった
朝は
また来る
昼も
また過ぎる
影は
また伸びて
金曜の夜も
いつか終わる
変わらないようで
少しずつ変わる
時間だけは
今日も味方だった
午前零時の
窓辺から
街を静かに
見下ろした
何も残せない日も
今日だった
灯りを消して
眠ることにした
時計の針が
また動いた
明日はもう
すぐそこだった
- 作詞者
YOHAKU
- 作曲者
YOHAKU
- プロデューサー
YOHAKU
- ラップ
YOHAKU

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午前零時
YOHAKU
アーティスト情報
YOHAKU
言葉にならなかったものを、そのまま残す音。 静かなトラックに乗せて、日常の中にある違和感や余白を描く。 特別じゃない時間、名前のつかない感情、 消えなかったものだけを拾い上げるように。 強くは言わない。 でも、確かにそこにある。
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