※ 試聴は反映までに時間がかかる場合があります。
※ 著作権管理事業者等が管理する楽曲は試聴できません。
「ジャズを音楽になんかするもんか!
人生をジャズになんかするもんか!」
森山威男の魅力はライヴにあり!
jazz inn LOVELYでの録音としては19年振り、2007年の『Catch up!』からは3年振りの今作も勿論、ライヴ録音。この3年の間に渡辺ファイアーを迎えて、QUINTETはSEXTETに。渡辺は20年以上前の森山グループを聴いて育った世代であり、相性は抜群。
また、今作では普段のライヴと同様、佐藤芳明の楽曲を中心に展開。
表題作はこの録音のために書き下ろされた。Forestに始まりMountainまで森山の要望に存分に応え、森山もその出来上がりに応える演奏を繰り広げた。更に、この録音が行われた2009年は森山が山下洋輔TRIOでデビューしてから40年。それを記念して当時の代表作『キアズマ』をこのSEXTETで熱演。
40年変わらぬ森山魂が炸裂!
森山 威男 : drums
渡辺ファイアー : alto saxophone
音川 英二 : tenor saxophone
佐藤 芳明 : accordion
田中 信正 : piano
望月 英明 : bass
1945年東京生まれ。生後すぐに山梨県甲州市に移住。 幼少期に聴いたジャズの生演奏に魅了され、ドラムに興味をもつ。 甲府第一高等学校入学後、ブラスバンド部に入部し、2年生からドラムを担当。 東京藝術大学音楽学部器楽科に入学。 在学時からジャズのセッションに参加し、山下洋輔と親交を持ち、1969年に結成された山下洋輔トリオに初代ドラマーとして参加。 特異なフリーフォームを完成させ3度のヨーロッパツアーで激賞を受けたのちの1975年に山下洋輔トリオを退団。 1977年より森山威男カルテットなど、自己のバンドでフォービートジャズに回帰、日本はもとよりドイツ、イタリアでも演奏。 2001年度に第35回ジャズ・ディスク大賞日本ジャズ賞、第56回文化芸術祭賞レコード部門優秀賞を受賞。 2002年には第27回南里文雄賞を受賞。 2017年に著書『スイングの核心』を発表。山下洋輔トリオ時の特異なフリーフォームを自ら解析。 2001年からは現居住地である岐阜県の可児市文化創造センター 主劇場にて『MORIYAMA JAZZ NIGHT』を毎年開催。地元の文化活動に貢献している。
F.S.L.