Lyric

赤い稲妻　鍋をかける

にんにくの香り　夜を刺す

刻むねぎ　跳ねる油

蠢く辛さ　いま　解き放て

麻婆豆腐　心を燃やせ

ひとくちで　目が覚める真実

痺れる舌に　恋をした

この熱さが　生きてる証

豆腐の柔らかい祈り

ひき肉の野望とぶつかる

花椒が踊る　戦場で

舌が叫ぶ　「もっと来い！」

麻婆豆腐　心を燃やせ

涙まじりの　喜びがある

痺れるほどに　鮮やかに

この夜を　赤く染めろ

辛さの中に　優しさがいて

火傷の奥に　笑顔が咲いた

ふたりの距離も　縮まるような

そんな味を　求めてた

麻婆豆腐　心を燃やせ

この命で　味わいたい奇跡

汗も涙も　スパイスにして

最後のひとくちまで　愛してる