気配のジャケット写真

代わるがわるやってくる

舐めとられた指先の風

引っかけて吊るされたまま

ぼやけた扉が

へしゃげている

手垢のついた窓の隅

笑い声が遠のいて

奥歯で噛んで 吐き捨てる

薄っぺらい時間が

のしかかってくる

見上げた天井には

淡い光が映っては消え

姿を現し、繰り返す

緑色の壁が淀んで

呼吸が止まる

降りてきた瞼に

閉じ込められたまま

締め付けられている

後ろめたくも手を広げ

まとわりついて滲んだ爪痕

切り落とされて縫い付けて

濡れた寝床が

きしんでいる

変わらないと思っていた

平らな日々を踏みつけて

ふらついて 倒れ込む

立ち上がれず

もがいている

濁ってよれた床下に

暮しの音が鳴り響き

耳は硬く覆われて

肌に馴染んだ藍色が

ざらついて付き刺さる

染みついた雨の匂いが

こびりついたまま

今も漂っている

露わになった骨組みを

真っ白な布で巻取りながら

積もる痕跡を刻み込む

掻きむしった足元に

忍び込んで

蝕んでいく

何処かへいった手触りを

探しあぐねて辟易する

落ち込んだ目元を憂いて

打ち捨てようと見つめた先に

不穏な朝陽がやってくる

頬を舐めた小さな風が

行先を失ったまま

ただ留まっている

  • 作詞者

    福 水琴 - Fuku Mikoto -

  • 作曲者

    福 水琴 - Fuku Mikoto -

  • プロデューサー

    福 水琴 - Fuku Mikoto -

  • その他の楽器

    福 水琴 - Fuku Mikoto -

気配のジャケット写真

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「気配」は、空間に残る見えない存在を扱ったアンビエント作品。静かなテクスチャと余白を軸に、現象としての音を配置した構成。

作詞・作曲:福 水琴(Suno AI、producer AI使用)

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