

今なら全て忘れられるだろうか
未だに夢を疑っている
胃もたれするくらいの毎日をくれたね
忘れてないよ忘れられないようだ
一言だけおいてどこか遠く逃げていく
目が合わないこと当たり前になった
下手な嘘で固めた鎧などはもう
所詮ただの自己満大人になれていないな
行かないで消さないで歩んできた道のりの全て
祈るほど遠くなる結果的に僕が逃げていた
話してようんざりだよ出来ることも限られてきた
何しようこれはダメだあれもダメだ
物語には落ち込みがあるけれど
ここまで残酷に描いてくれるな
最初からこれじゃこの後はどうするの
飛ばし読みが出来ないほどに難解な物語になる
いつもと変わらない帰り道歩いていた
片方空いたままイヤホンを着けて
流れるは風の音と余分なくらいの静寂で
階段に少し足を引っ掛けてしまった
下手なんだ伝え方がこれからも苦しむことになる
何でかって分からないからこんな所に来てしまったよ
今思えば繰り返すあんなに想ってはいたのに
なんだかんだ平気だろうと思っていた
あなたにとって僕は何者だ
赤の他人かそれならいいや
名脇役にでもなれたらいいなと
風船のようにふわっと浮き上がってしまうだろうな
物語には続きがあるけれど
君のページには触れられなくなった
開こうとしてもたとえ破り捨てたくても
もう願いは叶わないから
物語には終わりがあるけれど
今になってなお捨てられずにいるの
めくっていく度に色褪せていくことを
知らなかった僕はそっと最後のページを閉じたんだ
- 作詞者
Entique。
- 作曲者
Entique。
- レコーディングエンジニア
Entique。
- ミキシングエンジニア
Entique。
- マスタリングエンジニア
Entique。
- グラフィックデザイン
Entique。
- ギター
Entique。
- ベースギター
Entique。
- ドラム
Entique。
- キーボード
Entique。
- シンセサイザー
Entique。
- ボーカル
Entique。
- バックグラウンドボーカル
Entique。

Entique。 の“君を綴じても”を
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このミニアルバムにはそれぞれ異なる雰囲気を持った4曲が収録されているが、そこにはそれぞれ異なるルーツがある。これまで数え切れない程の曲が誰かによって制作され、誰かに親しまれてきた。言うまでもないが、その全てが現代に世代をこえて伝承されているわけではない。ただ、その遺伝子は確実に現代へと受け継がれているのではないだろうか。そんな曲たちに敬意を表すと共に、それらを現代のポップスに再解釈することを目指してこのアルバムを制作した。
アーティスト情報
Entique。
東京都を拠点に2025年5月に結成された、全員が大学生の次世代バンド。 複数メンバーが作詞作曲を手がけるスタイルにより、ジャンルを横断する幅広い楽曲世界を展開。ポップスとロックを自在に行き来するサウンドと、誰かの“いま”に寄り添うリアルな言葉が多くの共感を呼んでいる。 2025年6月現在、SNSフォロワーは6,800人を超え、ネット発の熱量を現場へとつなげている。 同年6月28日には初のミニアルバム『strata』をリリース。 これまでに8枚のシングルを発表し、どれも違った顔を見せながらも芯の通った世界観が光る。SNSを起点に、ライブシーンでも着実にファンを増やし続けており、東京インディーの新たな波として注目を集める存在。 現代的なセンスと等身大の感性を武器に、共鳴の輪を広げている。 キャッチーさとエモーショナルさを併せ持つ音楽は、ジャンルや世代を超えて響く。 未来を担うバンドの“いま”を体感してほしい。
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