歌詞

惨憺(さんたん)と杯に酔って

兇相(きょうそう)で舞踊って

満たされてく独善症に

効かせた甘い憐憫(れんびん)

積み上げてく視線に

高層まで飛んじゃうね

愛に狙われる歪な

Wrath かったりいな

浅い口で放る嫌いなんて

何で見せたいの？

Rise 他のせいだって

目に覆う痴態

戒めたいな

絡げだす 妄想舐(ねぶ)り

涸れてしまうなら

想像次第 存在なんて

満たせない 乞いに誓うなら

鳴動したい 精神奏者なれ

間奏

楽しくないの？

これっぽっちも晒せないの？

騙されてるの？

何も信じずに疑うの？

What's up ?

削げ落ちてく満身創痍

精神だけ飛んじゃって

神に嫌われた骸(むくろ)で

Dance パーリーだ

肢体を蝕んでく lie

懺悔だって意味ないの

Worst 曳き擦り出した

この残滓でさあ

抱き絞めたいな

抉り出す

双眸(そうぼう)手繰り

睨（にら)ませたいなら

創造すりゃいい

傀儡(かいらい)なんて

口上侍り 無敵の凱歌だ

鳴動しない

痩身亡者(そうしんもうじゃ)よ

さあ駆出せ。終わりなき果てへ

廻り芽吹き枯れる 無象の生者へと

騒ぎ出せ 貴賤(きせん)叩き割って

そしてまた創りだせ

間奏

声を荒げる卑劣な傷者の

頬をかすめる希死感（きしかん）

忘れやしないお前のその怒号を

噛み締めろ

葬列に髑髏(しゃれこうべ)

紅月と揺れる青楼(せいろう)

幾重に咲いた苦楝(くれん)を

散らして

翳(かげ)りだす

明鏡止水

許されたいなら

閉口次第

残念壊裂

相容れない怒りの対価だ

傾倒したい妄信教者よ

さあ掻き出せ 腸(はらのわた)まで

手振り目浮き破(は)れる

無情の葬者へと

盛り出せ 無限の劫火(ごうか)で

そしてまた創り出せよ

非劇を

終奏