Lyric

苦くてかすかに甘くて

あたたかい風が真横を

通り過ぎた後

思い出す　空のオレンジを染めたあなたの頬

あぁ　今年も夏が終わる

同じ数だけ季節を知っていたなら

答えは違っていたのかな

憧れから恋に変わっていたことに

やっと気づいたあの夏の終わり

「待ち焦がれてたよ、昨日までは」って

あなたは切なく笑ったんだ

少しの日焼けと

ヒリつく胸が

僕をまた少しだけ大人にさせた

あなたの記憶だけがずっと

ジリジリまだ残ってる

線香花火みたいに

いくつかあるうちの中でも

一瞬で散っていった

打ち上げ花火みたいな恋だったのに

今もこうしてあなたのこと

思い出す

この夏も大人になれたかな

いつの間にか恋焦がれていたことに

やっと気づいた　この夏の終わり

来年もきっと夏が来る度に

思い出す火照ったあなたの頬

一年に一度の小さな後悔

リアルに痛む胸　まだ消えない

少しだけ背伸びしてたら

見えなかったモノも見えたりしたのかな

憧れから恋に変わっていたことに

やっと気づいたあの夏の終わり

「待ち焦がれてたよ、昨日までは」って

あなたは切なく笑ったんだ

少しの日焼けと

ヒリつく胸が

僕をまた少しだけ大人にさせた