

同じ色の傘が
駅へ流れていく
僕だけ少し遅く
水たまりを避けた
誰かが落とした声
拾って渡すたび
自分の言葉だけ
どこかへ消えていった
笑って 笑って
場所を空けて
譲って 譲って
また後ろへ
気づいた時には
遠くの背中
僕の足音だけ
ひとつずれていた
はぐれた足音
空いている
誰も気づかず
朝は進む
優しさだけでは
届かない
それでも誰かを
傷つけたくない
賑やかな部屋で
椅子がひとつ余る
座っているのに
いないような僕
鋭い笑い声
窓ガラスを揺らす
聞こえないふりだけ
上手くなっていった
もしもこの心を
硬くできたなら
もう少し上手に
歩けたのかな
それでも僕は
僕のままで
誰かの痛みを
踏まずに歩く
ひとり分の拍
鳴り続ける
みんなと違う
それだけでいい
遠く離れても
消えはしない
静かな優しさも
ひとつの音になる
- 作詞者
hirokazu
- 作曲者
hirokazu
- プロデューサー
hirokazu
- グラフィックデザイン
hirokazu
- プログラミング
hirokazu
- その他の楽器
hirokazu

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はぐれた足音
hirokazu
アーティスト情報
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