歌詞

掠れかけた青空に

翼をひとつ飛ばしてみた

一歩歩けば届く

所詮それだけの力なんだな

偽善ぶって見失った

小さい頃に描いた理想

「こんなの誰でもいいじゃん」

本当は気付いて生きてたんでしょ

こっちみて　こっちきて

こっちみて　どっちにいって？

「え？」

あっち　こっち　僕はどっち？

流れる星よ　僕も連れてって

僕達が欲しがったその色を

誰かがもう混ぜてしまったから

飛べないよ　歩けないよ

何度も欲しがった欠片

僕達が世界を超えて

痺れ出した喉を鳴らす頃

さらけ出して　回りだして

見つけるよ

五万とある星の中で

輝いて見えるのは

きっと”欲しがった”もので

今じゃビンテージ喰らっているんだ

一歩ずつ　歩いてみて

百歩譲り　許してみて？

「は？」

こっちだよ　こっち来てって

口先だけなら一丁前ね

子供のままでいられたら

その祈りは叶えてくれないの

連れ出して　連れ出して　連れ出して

お願い

もうこのままでいいやと

使い慣れた手のひら握って

諦めた　瞳は滲み

あぁ、何も見えない

（僕たちが欲しがったその色を）

終わりなどない

（誰かがもう混ぜてしまったから）

始まってすらいない

（子供のままでいられたら）

行こうか

（その祈りは叶えてくれないの）

星空ヲ晴ラシに

憧れ　焦がれた　あの僕

その記憶はまだここにあるよ

大事に　大事に

しまってあるから

最終反抗前夜くらい

この高鳴り　響かせてくれよ

ねえ　神様　聞こえてますか

聞こえてるよ

僕たちが欲しがったその色を

僕たちが欲しがったその色を

僕たちが欲しがったその色を

僕たちが欲しがったその色を