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歌詞

夏の終わりのアパートメント

airattic

死んだロックスターが歌いかける――生きてゆくことの尊さを。

スピーカーの向こう側、シガレットを潰して立ち上がる。

しょうもないってそっと彼を笑う、そんなあなたと息をしてる。

それだけのことが昨日を今日へと繋いでるの。

壊れそうなときだけ優しい目をする、悪い癖をあなたは持ってる。

夏の底が焦げついて、確かにどこへも行けない。

川を跨ぐ水道橋、シルエットになってゆく。

灯りの紐に伸ばした手は影のなか。

死んだロックスターを生き返らす――何度だってずっと針を落とす。

回り続くマジックディスク、まだ止まらないでいて欲しいだけ。

どうかしているだなんて、どうでもいいよ。

愛と歌でいまは間に合うなら。

夜の匂いが渦巻いて、なぜか少し胸が痛い。

あなたには伝わらない名曲が部屋を満たす。

口ずさんでも響かない宇宙のなか。

美しくなくていいよ。

満たされてなくていいよ。

あなたさえいればいいよ。

そう強がってみてもいいよ。

(擦り切れてゆくそのときを待って、試されてるような気になって)

あなたが見上げる空に星がどれほどわずかでも、背伸びして並び立つ。

ベランダを風が抜ける。

半袖の終わりも近いね。

あなたを好きだと思える、そんな今日このときが好きだ!

明日にはどうなるか、それさえも知れないけど、

知らないでいたい。

  • 作詞

    管梓

  • 作曲

    管梓

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アーティスト情報

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