Lyric

騒がしい音が遠く響く

六月の雨の中

僕は一人部屋にこもり

心の扉を閉ざした

隣の部屋の君はずっと

僕を気にかけてくれていた

幼い頃からずっと

だけどそれに気づけなかった

その君の優しさが

僕には重かった

心の扉を閉ざしたまま

雨の音が心にしみる

静寂の外から君の泣き声

心の扉をこじ開けようとする

「一緒に出よう」

君が誘ってくれた

その言葉が

心を揺さぶる

でも僕はまだ

一人で抱え込む

心の扉を閉ざしたまま

騒がしい声が遠く響く

七月の暑い夏

僕は一人部屋にこもり

心の窓を開けた

花火の音が心に響く

一人ぼっちの賑やかな夜

窓の外から君の声が

心の扉を開けようとする

バルコニーから見た夜空

花火の光が照らす君

その瞬間に感じた

二人の絆の強さ

「一緒に行こう」と

君が誘ってくれた

その言葉が

心を揺さぶる

僕を包み込んだ

その手の温もりが

心の扉の奥まで

小高い丘の上で

君と手を繋いで見た

花火の光で満たされた君の瞳が

太陽みたいに輝いていた

静寂の中から君の笑い声

心の扉を開けた

「一緒に見よう」

僕が誘ってみた

その言葉が

心に響く

君を包み込んだ

その手の温もりが

心の光の奥まで

「一緒に帰ろう」

君が誘ってくれた

その手の温もりが

僕を包み込んだ

二人のこれからを

照らすように

君の光が

僕の道を照らす

夏の夜二人の心が

再び繋がった時

君の光が僕の道を

明るく照らしてくれた