歌詞

交わす言葉が見つからない

確かに動き出した私の影

フラフラと揺れて真直ぐに立てない

サイレン高鳴り　押してはいけないボタン

飛び交う戸惑い　悲鳴 　握った手は石ころぐらい固くて

腐ってしまったみたい

ちょっと待ってって言われても

決められない未来があるんだって　不思議だよな

人混みを飛び超える あなたの手を　強く握りしめたら

これは、正義か？

嫌われていいの？　逃げようと必死だっただろう

何も言い出せないままじゃ　私は私を犠牲にした気がして

良いように思われたいだけ　「あの時あ～してればよかった」って

サイレンで詰まった頭で考えて　気づいてくれよ

「困るな、時刻通りに帰れないなんて地獄だぁ」なんて

誰かの言葉で　気づかれないで誰かが泣いてる

必死なあなたを悔やみもしないで

嫌われていいの　黄色いテープで包みこんで

サイレンは鳴り止まないね　さよならくらいは言いたかった

最後は笑っていたね　飛び出したアスファルトへ

脱ぎ捨てたサンダル割れたガラス　輝きに気づけず静かに消えた