歌詞

花瓶に水をあげよう

君がくれた花の名前は確か…

1R　思い出と共に

枯れるのを待つとしよう

逸れないように　じゃれ合う歯ブラシ置き

この部屋にはもう　君の声は聞こえない

子供のように　泣きじゃくる君に固く落としてた瞳

二人の気持ちと裏腹に

色鮮やかな花瓶の花

君を嫌いになることは

なんて難しいことだろう

名残惜しむように　この生活に残ってる

洗面台の髪の　洗い残した食器も

嫌いなとこも全部　愛してくれたから

捲れずにいたカレンダー

荷物をまとめる丸い背中　心が溶けていくみたい

最後くらい駅まで送るよ　変な希望抱いてるわ あーあ…

別れの言葉は　震えるほど切ないね

幸せな思い出は幸せのまま置いてて

夕暮れ離れる影　改札へ滲む　君に投げ出した瞳

出会った時のように　抱きしめていたら…なんて

くだらないこと考えてる　許してくれなくていいんだ あーあ…

"茶色く垂れてく　花瓶のアナベル"

"床に散らばった　枯れ葉と花びら"

"ベランダに入り込む向かい風は君"

おかえり。サヨナラ。