歌詞

七つの海

深海合唱団

この世界には

たくさんの知らない国があって

それよりも広い海がある

その海の底には

たくさんの知らない生き物

見たこともない魚

今夜みんなが眠るころ

こんな小さな世界なんて

捨ててしまおう

君が待っている世界は

何色の雨が降る

飛び出してゆけ

眩しい海が見えるまで

この世界なら

たくさんの知らない人がいて

聞いたこともない言葉を話し合う

その物語よりもたくさんの

知らない鳥たちが海を渡り

誰も知らない約束を果たしてる

明日みんなが目覚めるころ

僕は小さな舟に乗って

朝を目指そう

君が待っている世界は

何色の時が流れる

飛び出してゆけ

眩しい空が開くまで

君が見ている世界は

残酷な雨も降る

飛び出してゆけ

眩しい朝はまた昇る

作詞者
石山ゑり
作曲者
石山ゑり

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「海について歌い、海のことを考える」深海合唱団が、
4 月 22 日のアースデイにリリースする3rd シングル。今作は、自死した小学生のニュースを目にしたことから作られたオリジナル楽曲。
2020 年に自殺した小中高生は過去最多の 479 人。 (2021 年 2 月 15 日、文部科学省が公表した分析結果より)
子どもたちに少しでも、世界の広さや多様性を伝えたいという想いから、また「逃げることを躊躇わないでほしい」というメッセージを込めた楽曲です。
4 月 22 日のアースデイは、地球や環境のことを考える日。美しい自然に感謝するとともに、持続可能な社会について、子どもたちの未来についても考えてもらうきっかけになってほしい、と思います。