

グランドの明かりは
もう大人の私を照らしてはくれないし
その脇道を歩くのが今の私
一日の疲れを預けるように
いつものベンチに腰掛ける
耳元が寂しい
そうか もう君はいないのか
そっか
街の明かりがやけに眩しく目に入る
向かいのホームには
いつもこんなに人がいたんだっけ
ホームからだと真横に位置する大看板
この時間にはもう
明かりが消えていたっけ
つくづく何も見えてなかったんだなと
実感する
・・・
距離は離れていたけど
君とこの街で生きていたんだな
あまり悲観的にはなっていないけれど
人生ってこんなにしんどいものなんだって
歳を重ねる程に思うものね
ノールックで掴めるような軌道じゃない
初めて現れたとき
「ああ これが一目惚れか」
ってなったの
誰にも秘密でね
"宝物"とタイトルを付けてみた写真フォルダ
それだけで幸せ
幸せだ
って言い聞かせてみた
あとはもう何も考えるな
変換なんて無理だよ
私が可哀想すぎる
向かいのホームには
いつもこんなに人がいたんだっけ
ホームからだと真横に位置する大看板
この時間にはもう
明かりが消えていたっけ
つくづく何も見えてなかったんだなと
実感する
夏の朝
蝉の声
君の詩
重なるよ
いつの日か
別の場所で
また会えたら
伝えたい
- Lyricist
miku
- Composer
miku
- Producer
Manabu Imada
- Recording Engineer
Ryota Murahama
- Mixing Engineer
Eiji Hirano
- Mastering Engineer
Eiji Hirano
- Guitar
miku, Yousuke Fujiwara
- Bass Guitar
toyo
- Drums
Toyoaki Sekine
- Keyboards
Ryoko Kuriyama
- Vocals
miku
- Piano
Ryoko Kuriyama

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takaramono
miku
どこかノスタルジックな雰囲気を纏う一曲。
プロデューサーに今田学を迎え、初のバンドアレンジ音源として制作。
切なさと温もりが交差するメロディが、記憶の情景を鮮やかに映し出す。
いつかの「タカラモノ」にそっと寄り添う楽曲。
Artist Profile
miku
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