白米の亡霊のジャケット写真

歌詞

白米の亡霊

hare_tabi

夜がまたひとつ 電波の波に溶けて

バズらぬ呟きが 宙に浮かんで消えた

コンビニの棚には 空気の詩(うた)が並び

炊けないままの心 レンジで温めてる

古びた議事堂の影で

誰かの嘘が芽吹いてる

この国の夢は いつから

売れるものに変わった?

白米の亡霊が 夜を彷徨っている

「自由」の名を借りて 誰かが笑ってる

声にならない声で 僕はまだここにいる

崩れていく日本で 生きてる意味を問う

外国の言葉が 日常に染みていく

僕の言葉は ノイズのように取り残され

「平等」の皮を被った 優遇と線引きに

掌の温もりも 測られていく

移民、制度、支援、裏金

数字の羅列が国を裁く

人間らしさは いつから

検索ワードになった?

白米の亡霊が 腹の底で叫ぶ

「飢えは罪なのか?」と 誰にも届かない

炊けない明日を 僕らはかき集めて

それでもまだここで 息をしている

ねえ、この国って本当に

人を大切にしてる?

それとももう…

食べられる者から食べるだけの場所?

白米の亡霊が 風に揺れて笑う

「それでも愛せるか?」と 僕に問いかける

壊れていく景色のなか 君の声がした気がした

この国を、まだ… 見捨てられなかった

白米の亡霊が 夜を彷徨っている

「自由」の名を借りて 誰かが笑ってる

声にならない声で 僕はまだここにいる

崩れていく日本で 生きてる意味を問う

  • 作詞者

    hare_tabi

  • 作曲者

    hare_tabi

  • プロデューサー

    hare_tabi

  • プログラミング

    hare_tabi

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