歌詞

色とりどりの贈り物

抱えて先を急ぐ

会釈するポストマン

私も次の街へ行こう

はなむけはいらない

もうたくさん持ってる

包まれた感情

破って初めて知るその瞬間が

幸せだっていう保証はない

みんなきっと気づいてる

便箋に残るコーヒーか何かの足跡

誰の目にも触れはしないの？

ああ　なんて不便で残酷な魔法だろう

初めからわかってた

片道だけの旅

なんでもない

たわいもないことでいい

けど　返事はないから

期待はいつまでしていればいいの？

ねえいっそ

教えてあげたら　なんて…

祈るしかできない

花言葉にさ　なぞらえて

願掛けた赤いバラ

ちょっとクサいけど

お互いに思い合ってたら

それはそれは素敵な宝物でしょう

枯れて落ちる花びらまで

見守ってほしいけれど

生きたまんまダストシュート

もう過去の思い出の中だけで

指先に残る　手渡してきた物語

誰も報われはしなくても

ああ　なんて愛しく誇らしい魔法だろう

話を聞かせてよ　その込められた想い

恋に恋して　約束を破って

ただ　ちょっとのことで

喧嘩別れした後の話

ねえいいかい　私、宛先の“今”に

あなたの気持ちを　おくりものとして

遠く離れていても　大切に届けます

愛を込めて