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歌詞

ど田舎行進曲

花男

この町に楽器屋はないけど 別にそれがどうしたっていうんだ

音をだすのは閉店後の居酒屋 苦情なんてこない 隣はスキー場

ライブハウスは1つもないから もう営業していない食堂に機材持ち寄って

灯りを燈すようなビールケースのステージで いくつもの伝説を作ってきたんだ

何にもないなら 作ろうぜ

いつまでも何にもないといってる奴は

結局何にもしてないじゃないか

作戦会議は廃墟のアパートで 窓を開けると海とセメント工場の匂いがします

立派なホテルはないけれど みかん農家の倉庫ならいつでも泊まれる様にしてあります

ライブが終わるともうスナックしかやってない いつもの長テーブルに手作りのご馳走が並ぶ

誰かが酔っ払ってこの町の歌を歌う そんな夜に会いたくなるんだ

何にもないなら 作ろうぜ

いつまでも何にもないといってるままじゃ

結局何にもないままなんだ

何にもないなら作ろうぜ

愛してるバンドのツアー日程に あの町の名前は一度も見なかった

それでも待ってるだけじゃ変わらないって事 あの町が教えてくれたんだ

正直わやくちゃな時も何度かあったよな でも立ち上がった数の方が多いから今日がある

何にもないように見えますか オレたちここに全部あるんだ

何にもないけど全部ある

こんな町クソだとかいってるアホは

結局戦っていないじゃないか

何にもないから作ろうぜ

いつまでも何にもないといってる奴は

結局何にもしてないじゃないか

何にもないなら作ろうぜ

今この曲をもしもどこかの町で

聴いてくれてる人がいるのなら

あなたの町はどんな町ですか

いつかあなたの町に歌いにいきたいな

  • 作詞

    花男

  • 作曲

    花男

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北海道札幌市出身、小樽市在住。「花男」による1stアルバム" 暮らし "。小樽の自宅屋根裏にスタジオを作り録音。ギター弾きがたりというシンプルな音鳴りだが、日常を生きるすべての人の心に根ざす情感や物語を吐き出す言葉たちは、飾らないまま胸を打つ鋭さに満ちている。2016年に太陽族を活動休止した後も、全国各地へLive活動を続け、宮田モータースというレーベルを夫婦で作り、北海道から手作りの音楽活動を続けている。

アーティスト情報

  • 花男

    花 男 hanao 暮らしのぬくもり 人生ドラマを詩にのせ パンク、ロック、アイリッシュ、フォーク、童謡を愛し 北海道小樽市から産地直送で音楽を届けている。 1979年 6月3日北海道札幌市にて生まれる。 1996年 高校時代、パンクバンド太陽族を結成。 2003年 ワーナーミュージックジャパンからメジャーデビュー。 2014年 福島県南相馬市で募金による打ち上げ花火をあげる。 2016年 太陽族を活動休止後 ちいさな音楽工場「宮田モータース」を北海道小樽にて立ち上げる。 2024年 音楽と温泉と釣りを愛しながら2人の子供を子育て中の父親。 小樽から配信全国tour "銀河ツアー" を鳴らし続けていて、 手作り音楽を手渡しで届けるような温度で 全国へ旅を続けながら、今日もどこかで歌っている。 北海道小樽市在住 本名 宮田 雅斗 miyata masato

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