揺らいでる方が
物語の嚆矢かな
うなる脈と契る指先
寂しささえ
眠らせる…
蜂色したセルジュは
濃に時めく
ふたりの青色した恋
未だ 未だ
声に出せない!
行かないでよ と告げた
冷たい朝 あなたの
滔天する気持ちを
記しとくね、今だけでも
輸液が届いた
子供たちが踊りだす
曖昧にも満ちぬよう
かためて 待つから
- 作詞
駒澤零
- 作曲
駒澤零
駒澤零 の“透明な膜と薄い液体 (feat. 初音ミク)”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- 1
ラブ (feat. 足立レイ)
駒澤零
- 2
yumegashima (feat. 初音ミク)
駒澤零
- ⚫︎
透明な膜と薄い液体 (feat. 初音ミク)
駒澤零
- 4
Starless (feat. 初音ミク)
駒澤零
- 5
crayfish (feat. 歌愛ユキ)
駒澤零
- 6
光の綿 (feat. 可不)
駒澤零
- 7
フィジカルライツ (feat. 初音ミク)
駒澤零
- 8
bios pios (feat. 初音ミク)
駒澤零
- 9
my pain (feat. 滲音かこい)
駒澤零
- 10
ナラティブ・レクイエム (feat. 重音テト, 電歌シャー, 滲音かこい & ナースロボ_タイプT)
駒澤零
イラストレーター、≪KAOMOZI≫レーベルオーナー、文筆家、オーガナイザーと様々な顔を持ち活動する駒澤零の1stフルアルバム。「高校時代に対人恐怖に陥った際に人間の声が聴けなくなった」という自身の経験から、今回の作品は全曲VOCALOID歌唱で構成された「esto perpetua」とすべて駒澤自身が歌唱する「esto perpetuo」の2枚同時リリースという構成。Hyperpop、ニューウェイブを継承したポップなメロディに乗せて、日常的な何気ない感情や出来事を綴る全10曲。
タイトルの「esto perpetuo / esto perpetua」という単語はラテン語で『永遠に続きますように』という祈りの単語で、駒澤は本作収録の楽曲「bios pios」の歌詞をはじめ、ことあるごとにこの単語を引用してきた。それは変化することを求める世間の人々にうまく馴染めず、一瞬一瞬の美しい日々をパッケージングして永遠に忘れないようにしたい、という駒澤の創作の原点となる感情を表現した言葉ともいえる。
アーティスト情報
駒澤零
東京都出身。 イラストレーター・漫画家として活動する傍ら、音楽を作っている。 近年はMVアニメーションや美術展、Podcast出演など、多岐にわたる活動を行っている。ポップユニット・nemuigirl主宰。 将来の夢は自分の空想の世界を映し出した映画をつくること。
駒澤零の他のリリース
初音ミク
GoodNews