この この感情 ~友情の続きから~ (feat. 七色 七菜) [Re:Sing]のジャケット写真

歌詞

この この感情 ~友情の続きから~ (feat. 七色 七菜) [Re:Sing]

七色 あっつ

雨あがりの 図書館の窓辺で

君が借りた詩集の名を

僕はまだ知らない

カップの底に溶け残った

シュガーみたいに

曖昧な優しさを 分けあっていた日々

蝉の声が遠ざかる 午後3時

手の甲が ふと触れた意味を

笑いに変えてしまったけれど

あれから季節は 少しだけ傾いた

これは夢じゃない でも現実でもない

名のつかない関係を 信じてた

声より先に 息を呑む瞬間に

君の影が 少しだけ近づいたんだ

駅前のベンチに並ぶ沈黙は

昨日よりも深く そして脆い

君の話す誰かの話に

なぜか僕は 笑えなくなっていた

手袋越しの指先が かすかに震えて

「寒いね」と言いかけた声が

かき消されて 秋の空に滲んだ

まるで白昼夢の様な 距離だった

これは嘘じゃない

でもまだ恋とも違う

定義のないこの感情に

名前は今要らない

振り向いた君の 瞳の奥に

僕が映っていた それだけでよかった

これは恋なんかじゃない

でも君が笑うと

世界が静かに色を変える気がした

さよならの手前で 立ち止まった

僕らが 同じ夢を見ていたなら

そっと 始めよう

友情の続きから

  • 作詞者

    竹田 篤純

  • 作曲者

    竹田 篤純

  • プロデューサー

    七色 あっつ

  • ボーカル

    七色 あっつ, 七色 七菜

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    この この感情 ~友情の続きから~ (feat. 七色 七菜) [Re:Sing]

    七色 あっつ

世界初、「Re:Sing(リシング)」プロジェクト、ついに始動。 本作は、オリジナル曲から生まれた「Re:Sing」あっつ,陽菜子 Edition の リリースです。 ひとつの歌詞を、まったく異なるリズムと解釈で歌い直す。 歌い手が言葉に新たな命を吹き込むことで、 同じ歌詞に幾通りもの物語が生まれる―― それが「Re:Sing」。 「Re=再び」「Sing=歌う」。 日本人の感性と創造力で、新しい造語Englishを生み出しました。 英語圏にもまだ存在しないこの概念に、 あえて英語の名前を与え、新たな文化として世界に届けたい。 それが「Re:Sing」という挑戦です。 「Re:Sing」は、七色ファミリー、そして日本人である私たちから、 世界へ向けた、新しい音楽の楽しみ方の提案です。 さあ、新しい音楽の扉を、一緒に開きましょう。 あなたが楽しんでくれたら、それだけで、この文化はきっと世界に広がっていきます。

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