Lyric

シャボン玉みたいな色だった

泥の中から浮かんだ泡は

虹色の輪郭光らせて

高くのぼりはじけて消えた

レモンスカッシュ　真夜中　自販機

光るボタン

甘さが足りない　冷たいアルミ缶

しゅわっとはじけて

すべて忘れた気になって

この泡のように

全部全部全部　ぜんぶぜんぶぜんぶ

消えちゃえばいいのに

わざわざしんどくなるために

頑張ってるんじゃないのにな

うまくいかないことばかりだ

暗い自分の辛い思いも

黒い自分の強い思いも

空っぽになったらな

泥の中　裸足で立ってる

自分にソーダを注いだ

シャボン玉みたいな色だった

泥の中から浮かんだ泡は

虹色の輪郭光らせて

高くのぼりはじけて消えた

生きてきたんだな

頑張ってきたんだな

生きてきたんだな

頑張ってきたんだな

レモンを手に取った

黄色ひとつ握りつぶした

ヒーロー気取りだった

空の青さ　まぶしかった

燦々照らされた世界に

散々振り回されていた

うまくやるのは難しいや

透明に染まった　ソーダ水に溶けた

空っぽになったのだ

何者でもありはしないなら

何者にでもなれるのだ

しぼんだまんまの心には

次から次へ浮かんだラララ

虹色の音楽響かせて

流れてゆき　はずんで踊った

生きているんだな

頑張っているんだな

生きているんだな

頑張っているんだな

消したかった　消えたかった

本当はさ　光りたかった

美しい色になりたかった

鮮やかなレモン　透き通ったソーダ

そうだ　空っぽなんて捨ててしまえ

つかんだまんまの色だった

ヒーロー気取りつぶしたそれは

黄色の鮮やかぼくのもの

高く掲げた青い空

シャボン玉みたいな色だった

ぼくの中から浮かんだラララ

虹色の輪郭割れないで

どこまでも進め　レモンスカッシュ

生きていくんだな

頑張っていくんだな

生きていくんだな

頑張っていくんだな