スターライトファンタジー 第２番

果てしない星空世界へダイブし、幻想空間を旅することは簡単だ。

暗く静かな場所でよく晴れた夜に、地にマットを敷いて寝転がり、独り黙して星空を眺めればよい。
かつて岩手の宮沢賢治は、北上川をまたぐ鉄道橋「朝日橋」を走り抜ける夜行列車の背景に広がる天の川を川岸から見上げ、銀河鉄道の旅を描いた。

何も考えず、ただ眼前に広がる宇宙への窓に意識を飛ばしてみよう。ものの5分も見つめていれば、あなたはもう何兆個もの星々にかかる無限軌道に乗っているだろう。

星間航海者となったあなたは、やがて星や銀河がまるで意志を持つ生き物であるように感じるだろう。最近になって、実はそれは真実だと考えられている。

地球生物学の分野では『宇宙が星を生み、星が生命を生んだ』と言われて久しいが、最新の宇宙科学研究によると本当はその逆ではないか? という思想的大転換が起こりつつある。すなわち、
『宇宙が生命を生んだのではなく、生命が宇宙を生み出した』 というのだ。

宇宙科学者らの主張は明快だ。
無機質の宇宙は無限の時間を経ても生命や意識を生み出すことは出来ない。しかし先に生命や意識が存在すれば、意志の力で宇宙を作り出すことも可能であるからだ。

宇宙と生命、どちらが先にあったのか？　
知りたいあなたは、心の宇宙船に乗って、確かめて来てはいかがだろうか。

夜に雲がなければ、星空幻想旅行への入り口、つまりスターゲイトは地球のどこでも毎晩開門する。忙しい現代人でもたまには夜空の星々を見上げ、宇宙意識とアクセスしてみよう。
この曲を聴けば、誰でも簡単にスターライト幻想旅行に旅立てるのだから。